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【修斗】新井丈が一撃KO勝利、猿丸ジュンジを倒し新世界王者に!西川大和は草・MAXとの打撃戦を制す

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2022/09/19(月)UP

体格差を跳ね除け、草(左)と打ち合いに挑む西川(右)

▼セミファイナル(第9試合) ウェルター級5分3R
〇西川大和(西川道場/世界ライト級王者)
判定3-0 ※三者共に30-27
●草・MAX(TEAM CLIMB/GRABAKA赤羽)

ローを放つ西川

 修斗参戦以来無敗の西川はキックとMMAの二刀流で活躍し、修斗世界ライト級王者になった。前回のチェ・ジウン戦でTKO勝利。かつては青木真也に対戦要求をして乱闘騒ぎになったこともある。
 対戦相手の草・MAXは修斗初参戦。HEAT、パンクラスのトップ戦線で活躍してきたベテランだ。キックボクシングへの参戦経験もあり、8戦5勝3敗と勝ち越しており、西川に負けずこちらも二刀流ファイターとして勢力を広げている。2人の対決は、どんな結末を迎えるのだろうか。

打ち合う両者

 1R、互いにストライカーらしく、立ち技の打撃のみの攻防となる。西川が接近してショートのパンチを連打するば、草もカウンターのパンチで応戦。カーフで足を削りながらの展開となる。西川は伝統派空手のように腰を落として、重いパンチを放っていく。草は、打って来いとアピールする場面もあった。

 2R、サウスポー構えの草は、右ジャブを伸ばす。西川は構えを左右にチェンジしながら、パンチを打っていく。右フックをヒットする西川は、左ハイキックでKOを狙う。西川のパンチで顔を赤く腫らす草。

勝利した西川

 3R、草の細かいパンチに対して、西川はバックスピンキック。これをかわした草は、バックブローを返すも空振りに。西川の前蹴りが入り、草は後退する。草の蹴りがローブローに入り中断。

 試合が再開すると、西川が組んでケージ際へ。寝技になるかと思われたが、ここは草が離れてかわす。両手を広げて打ち合おうとアピールする草。最後まで打ち合いが続き、試合は判定となる。打撃で優位に立った西川が3-0で勝利を収めた。

 西川は「次、11月出たいので、お願いします。まだチャンピオンの器ではないので、もっと強くなっていきたいと思います」とマイクで話した。

▶次ページは、関口祐冬vs.内田タケル、後藤丈治vs.加藤ケンジ

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