元K-1“狂獣”マヌーフ、引退試合で壮絶な失神KO負け!元五輪レスラーの肘打ちに沈む=ベラトール
9月24日(日本時間)にアイルランド・ダブリンで開催された総合格闘技イベント『BELLATOR 285』のライトヘビー級マッチにて、“狂獣”の愛称で人気のメルヴィン・マヌーフ(46=オランダ)が元五輪銀レスラーのヨエル・ロメロ(45=米国)のハーフガード状態からの肘打ちで失神KO負け。マヌーフはこれが引退試合となった。
マヌーフは元Cage Rage世界ライトヘビー級王者、元IT’S SHOWTIME 85kg MAX世界王者。HERO’S、DREAM、K-1などで活躍し、その人間離れした身体能力や相手を一発でKOする豪打から“狂獣”などのニックネームで多くの日本のファンに愛された。
対するロメロは2000年シドニー五輪レスリング・フリースタイル85kgの銀メダルを獲得したレスリングエリート。UFCで活躍した後、現在はベラトールで戦う。
1R、ロメロの右ローキックでバランスを崩し倒れたマヌーフにロメロが上に。ハーフガードの状態からロメロはパウンド、ヒジを落としながら、アームロックを仕掛けるが、マヌーフは辛うじて回避。
2Rは終始スタンド攻防。マヌーフがジワジワと圧力をかけジャブやローを放つが、ロメロの一発一発が重いパンチをもらいバランスを崩す。
3R、ロメロが金網際で両足タックルでテイクダウン成功。ハーフガード状態から逃げられないマヌーフの顔面に肘打ちを連打!マヌーフが失神すると、レフェリーが試合を止めた。
マヌーフはケージ内で「28年間、全力で戦い続けた。自分を支えてくれた皆に感謝する。今日、グローブを置きたい。これが最後。私の人生を最高のものにしてくれたこのスポーツに感謝したい」と、現役引退を表明した。
『BELLATOR 285』
9月24日(日本時間)アイルランド・ダブリン
▼ライトヘビー級
○ヨエル・ロメロ(米国)
KO 3R3分34秒 ※ヒジ打ち連打
●メルヴィン・マヌーフ(オランダ)
【選手データ】
メルヴィン・マヌーフ(46歳・Melvin Manhoef・オランド)
階級:ライトヘビー級
身長:173cm
戦績:32勝(29KO)16敗(TAPOLOGY情報参照)
▶︎次ページは【動画】マヌーフが壮絶な失神KO負けした瞬間!
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