【UFC】元パンクラス女王アラウージョが判定負け、打撃戦でグラッソに一歩及ばず

2022/10/17（月）UP
（最終更新：2022/10/17 22:59）

　10月15日（日本時間16日）に米国ネバダ州ラスベガスで開催された『UFCファイトナイト・ラスベガス62』メインイベントの女子フライ級マッチにて、同級6位で元パンクラス王者のビビアーニ・アラウージョ（ブラジル）が同級5位のアレクサ・グラッソ（メキシコ）に判定負けした。

【フォト】元パンクラス女王アラウージョにグラッソのパンチが襲う！マッスルな前日計量も

　アラウージョは柔術黒帯の元パンクラス女王。17年にパンクラスに初参戦し、三浦彩佳と藤野恵実をTKOで撃破。ストロー級クィーン・オブ・パンクラスに輝いた。19年から参戦するUFCでは5勝2敗の好成績。前戦となる今年5月にアンドレア・リーに勝利した。

　対するグラッソはUFC参戦前の15年2月に『INVICTA』でDEEP JEWELSストロー級王者・魅津希に判定勝利した事のある実力者。前戦となる今年3月に自身初の一本勝ちを収め、3連勝と波に乗っている。

　試合は終始スタンド打撃の攻防。圧力で前進するアラウージョに対し、グラッソが固いディフェンスと回転の速いパンチで攻勢。
　グラッソのワンツーが的確にヒットすると、アラウージョの動きが一瞬止まる場面が何度か見られるなど、グラッソが試合を優位に運ぶ。

　最終5R、反撃に転じるアラウージョがさらに圧力を強めるも、打ち合いの場面になると、グラッソの連打が先に当たる展開。

　判定は3-0と有効打数で上回ったグラッソが勝利。グラッソはこれで連勝記録を4に。敗れたアラウージョはタイトル挑戦から一歩後退した。

WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス62』
10月15日（日本時間16日）米国ネバダ州ラスベガス ／UFC APEX
▼女子フライ級
○アレクサ・グラッソ（メキシコ）
判定3-0　※50-45、49-46×2
●ビビアーニ・アラウージョ（ブラジル）

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