2022/10/31（月）UP
（最終更新：2022/11/01 17:47）

蹴りが首元に当たっている（Спорт вне политики公式YouTubeより）

　10月30日（日本時間）にロシアで開催された格闘技イベント『DRAKA MMA』にて、UFCでも活躍したヘビー級のレジェンドファイター、ジェフ・モンソン（51 =米国）の引退試合が行われたが、モンソンが試合中に相手の反則蹴りを貰い、続行不可能。まさかのノーコンテストに終わった。

　1997年からプロキャリアをスタートさせて、61勝26敗2分の戦績を誇るモンソン。キャリア90戦を引退試合とし、アレクサンドル・イリヤソフ（39=ロシア）と対戦したが、2R目に悲劇が起こった。

　世界屈指のグラップラーのモンソンが得意のタックルにいくが、間合いが遠すぎたか、イリヤソフにガブられる。すると、イリヤソフが本大会のルールでは反則となるサッカーボールキックをモンソンに見舞う。

　危険な一撃を首の根元に被弾したモンソン。思わず蹴ってしまったか、イリヤソフはすぐに謝罪するが、モンソンは立ち上がれない。

　ドクターに抱えられて椅子に座るモンソン。ドクターチェックの結果、モンソンの試合続行は不可能と判断され、試合はノーコンテストとなった。モンソンは自力で立ち上がれず、最終的には担架で運ばれた。モンソンはこのままリングを去ってしまうのか、今後の動向に注目したい。

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