【KNOCK OUT】小笠原瑛作、ラジャランカーに大逆転流血TKO負け!心直ら4人の新王者が誕生
▼第7試合 初代KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座決定戦/3分3R・延長1R
◯古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)
KO 1R 1分23秒 ※パンチラッシュ
●工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)
古木はIBKO国際武道空手道連盟・軽量級優勝(2019年)の実績を誇り、キックに転向。今年11月に、初代KNOCK OUT-REDバンタム級王者・響波を剛腕パンチで衝撃KO。絶大なインパクトを残し、短いスパンながら運命の王座戦を迎えることになった。
対する工藤はTEAM TEPPEN所属で、今年4月に1年ぶりの復帰戦で加藤和也をKO、7月大会ではベテラン炎出丸に判定勝利。続く10月大会ではダイナマイト柿崎をキレのあるフックで圧巻KOで沈めた。勢いそのまま、今回KNOCK OUT王座戴冠を目指す。
1R、飛び込んでいった工藤が、左右のフック、ストレートをボディ、顔面へラッシュ。ガードを上げて耐えた古木は、強烈なロー、ミドルで押し返す。
すると、古木が工藤をコーナーに詰めて右ストレートをクリーンヒット。猛烈連打をまとめて、工藤を釘付けにしてダウンを奪う。
完全に目が飛んだ様子で倒れた工藤は立とうとするが、足元がおぼつかず。レフェリーが工藤を抱えるようにして、試合をストップ。古木の衝撃KO勝利を果たし、プロ6戦目で王座を戴冠した。
マイクを持った古木は「天国のお父さん、チャンピオンになれました。天国から見守ってくれてありがとうございます」とコメント。今は亡き父親に勝利を捧げた。
▼第6試合 初代KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定戦/3分5R・延長1R
●新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)
KO 2R 1分55秒 ※スリーノックダウン
◯久井大夢(TEAM TAIMU)
新田は、今年4月にINNOVATIONスーパーフェザー級王座を戴冠。続く7月には地元沖縄のRIZINで大雅と対戦して判定で敗れたが、最後まで立ち続けポテンシャルの高さを見せた。今年10月には、北斗旗全日本空道体力別選手権大会-240クラス優勝のカミシロとの延長に渡る激戦を制して、KO王座戴冠のチャンスを得た。
対する久井は、22年2月にはKNOCK OUTアマチュア・アダルト65kg優勝などアマチュア時代にKOアマチュアで3つのタイトルを獲得。20年4月にプロデビュー。プロデビュー3戦目でのタイトルマッチ抜擢で、勝てば新記録達成となる17歳の超新星だ。戦績は2戦2勝(2KO)。
1R、久井がサウスポーで右ジャブを伸ばす。新田は右ローとミドルを蹴り込む。新田の蹴りに対して、久井が強烈なバックスピンキックを放つ。
2R、新田は右ミドルを蹴り込む。すると、ローを蹴った久井が高速左ストレートをクリーンヒットさせ、ダウン奪取。ヒザ蹴りで飛び込んだ新田。久井がジャブで新田の顔を跳ね上げ、鋭いフックをまとめて2度目のダウン奪取。
最後は、久井が左のパンチ、左右のフックを連続で当てて、新田が3度目のダウンを喫する。スリーノックダウンにより、久井が圧巻KO勝ち。何と17歳、プロ3戦目の久井がKNOCK OUT王座を戴冠した。
久井は「3戦目でこんなチャンスくれてありがとうございました。これからの格闘技は久井大夢です。僕がKNOCK OUTを大きくして、いろんな選手いると思うけど『KNOCK OUT出たい。久井と戦いたい』と思われる選手になります。今日は応援ありがとうございました」とアピール。17歳のスター候補誕生の瞬間だった。
▶︎次ページは、津崎善郎vs.クンタップ・チャロンチャイ、鈴木宙樹vs.モンダム・ウィラサクレック
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