【Krush】大沢文也と里見柚己のタイトル戦はノーコンテスト、 Sライト級Tは寺島輝、稲垣柊、小嶋瑠久、塚本拓真が勝ち抜く
▼第9試合/第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
〇寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB)
判定2-0 ※30-29×2、30-30
●蓮實光(パラエストラ栃木)
寺島輝は、21年6月に前王者・佐々木大蔵のタイトルに挑戦しKO負けして以来の試合となる。この間にオランダの名門Mike’s Gymへの長期合宿も敢行した。
激闘派の蓮實はライト級時代に卜部功也や朝久泰央といった歴代K-1王者とも拳を交えている猛者。第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント一回戦から、実力者同士の対決が実現した。
1R、寺島はジャブをついて三日月蹴り、ミドルキックと蓮實のパンチを潰しにかかる。蓮實は左右のフックでKOを狙いに行く。寺島は落ち着いて試合を組み立て、蓮實のパンチを封じている印象。
2R、寺島はカーフキック、三日月蹴りと蹴り勝負。蓮實は蹴りを受けながらも接近して左右のフックで攻撃。寺島は前蹴りで突き放しつつ、ローキック、ノーモーションの左ハイキックをヒットさせた。
3R、蓮實は前へ出てパンチを打っていく。寺島は前蹴り、右ハイキックへつなげる。これは蓮實が耐えて右フックを放つ。寺島は右のパンチから左ハイキックを放つも、ここはディフェンスされる。蓮實は最後までパンチを狙うも、不発に。寺島は危ない場面が少なく、判定2-0で勝利。優勝候補が準決勝へ駒を進めた。
▼第8試合/第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
●東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 3R 2分10秒 ※左フック
〇稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)
第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント一回戦。東本は2012年にプロデビューし、HIROYAや佐々木大蔵を下したこともあるベテランだ。2020年に金子大輝、鈴木孝司から連続KO勝利を飾り、昨年は瓦田脩二、弘輝に敗北21年4月は竜樹に判定負けを喫していたが、同年11月に中学生の頃からリスペクトしていた大月晴明を破って再起をはたした。
対する稲垣は同門の兄・澪と共にKrushで戦うファイター。サウスポーから繰り出される左ミドルなどの蹴り技やカウンターのパンチを武器とする。前回は昨年9月に蓮實光をKOで下して6連勝中だ。
1R、互いにカーフキックで削り合う展開。稲垣は飛びヒザ蹴りをアクセントに使い、右のパンチへつなげる。東本はワンツーから活路を見出したいが、稲垣のガードは堅い。稲垣の右でダウンを喫した。
2R、東本は前へ出てきた稲垣の右を決めて、ダウンを奪い返す。追い込まれた稲垣はカーフキックで逆襲。あと一歩だった東本だが、右のパンチをもらって棒立ちになるとカーフキックでダウンを喫した。立ち上がった東本だが、このラウンドをしのぐが精一杯か。
3R、東本はパンチで逆襲するも、稲垣はガードを固める。さらに攻めてくる東本に、稲垣がパンチを決めてダウンを奪う。立ち上がった東本にカーフキックを決めていき、最後は左のパンチでKOした。
稲垣は「俺たち若い世代が引っ張っていかないと盛り上がらない。4月、僕がベルトを巻いて新時代を作ります」とアピールした。
▶次ページは、小嶋瑠久vs.松本篤人、大野祐志郎vs.塚本拓真
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