【Krush】大沢文也と里見柚己のタイトル戦はノーコンテスト、 Sライト級Tは寺島輝、稲垣柊、小嶋瑠久、塚本拓真が勝ち抜く
Krush実行委員会
『Krush.145』
2023年1月21日(土)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第10試合) Krushライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
−大沢文也(ザウルスプロモーション/王者)
ノーコンテスト
−里見柚己(team NOVA/挑戦者)
※当初は判定3-0(30-28×2、29-28)で大沢の勝利となったが、後日ノーコンテストに
王者・大沢は2019年にK-1の世界最強決定トーナメントで準優勝、昨年4月に王者・瓦田脩二からハイキックでダウンを奪って判定勝利し王座を手にした。
対する里見はサウスポーから繰り出される強烈な左ストレートを武器にKrushで活躍。昨年8月のK-1では元Krushスーパー・フェザー級王者の西京佑馬からダウンを奪って判定勝利を収めた。
両者は19年6月のK-1で対決し、大沢がボディを中心に攻め立て、判定勝利。今回は王者・大沢の返り討ちか、里見の攻撃力が爆発するのか注目が集まっている。
1R、大沢は左右に構えをチェンジしながら攻撃を繰り返す。サウスポー構えの里見は左の蹴りをボディ。この攻撃に右のパンチを合わせる大沢。里見は圧力をかけながら左を狙いたいが、大沢は出入りをうまくして蹴らせない。蹴ってくると右フックを放ち、大沢が追い込んだ。ラウンド終了間際、大沢の右がヒットして里見がダウンした。
2R、大沢は前蹴り、右を狙っていく。ガードする里見は左ストレートを打っていく。さらに圧力をかける里見は、ワンツーで逆転を狙うも、ここは大沢に逃げられる。大沢は右の蹴りを入れて里見の動きを止める。最後は互いにパンチを打ち合う展開となる。
3R、里見は逆転を狙い、左の攻撃を連続。これをディフェンスする大沢は、右のパンチをカウンターで狙う。里見はプレッシャーをかけて左の攻撃。大沢は右の攻撃を見せながらも、里見の動きを封じる。最後まで逃げ切った大沢が、判定3-0で勝利を収めて防衛に成功した。
勝利した大沢は「倒すとか言ってないし、俺みたいなつまらないチャンピオンがいるから、他のチャンピオンが目立つんで」とコメント。また、中村拓己プロデューサーに3月の『K’FESTA.6』出場を直訴し「僕みたいなつまんない試合でトイレタイムを作った方が良いと思う」とコメントして会場を笑わせた。
なお、試合後にKrush実行委員会とK-1 JAPAN GROUP公式審判部が映像での検証を行い協議した結果、1ラウンドに大沢が奪ったダウンに至る攻撃が、里見の蹴り足を掴みバランスを崩した後の攻撃であったという。
そこでKrush公式ルール第6条第1項11に抵触する反則と判断、里見が喫したダウンを取り消し、裁定を訂正。ノーコンテスト(無効試合)に変更となった。
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