【RISE】“ダークホース”松本天志がフライ級T優勝! 決勝で塚本望夢からダウン3回奪い、TKO勝利
▼セミファイナル -46.5kg契約 3分3R延長1R
〇小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/アトム級1位、ミニフライ級2位)
判定3-0 ※三者共に29-28
●MISAKI(TEAM FOREST/初代SB日本女子アトム級王者、第7代J-GIRLSミニフライ級王者)
MISAKIはシュートボクシングの女子軽量級のトップ選手。21年12月に念願のSB日本王者となり、昨年10月にはタイ強豪のペッチャーダーにKO勝ち。6連勝をマークした。しかし12月にはRISEアトム級王者・宮﨑小雪との王者対決に敗れている。
迎え撃つ小林は女子離れしたパワーを持つハードパンチャー。昨年5月には宮﨑小雪の持つRISE QUEENアトム級タイトルに挑戦するも判定負けした。11月には一階級上のミニフライ級で小雪の姉・若菜からパンチでダウンを奪い判定勝利。12月には女子初のオープンフィンガーグローブマッチに参戦し、平岡琴からダウンを奪って判定勝利している。
1R、小林は右を振って来るが、MISAKIは負けずに打ち合う。打ち合いの中からカーフキック、ミドルキックを的確に決めていく。小林はパンチ一辺倒の印象が残った。
2R、小林は右を放ち、MISAKIは詰めてボディ連打、そしてカーフキックにつなげる。小林も蹴りからのパンチで応戦。ペースを掴んでいる印象は、MISAKIでリズミカルなパンチが小林に入っていた。
3R、勝負のラウンド。ここでも小林は、右の強打を放っていく。MISAKIも負けずに打ち合う。すると小林の右が入り、MISAKIがダウン。ここまで優位に試合を進めている印象があったが、ここに落とし穴が待っていた。立ち上がったMISAKIは猛攻を仕掛けるも、このまま判定へ。3-0で小林を勝利を収めた。
勝利した小林は「ダウンがなかったら負けていました。ガンガン前に出てきて、強かったです。3月女子のオープンフィンガー、強い外国人とやらせてください」とアピールした。
▼第4試合 RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント②3分3R延長1R
●空龍(空修会館/同級2位)
判定0-3 ※28-29、28-30、27-30
〇松本天志(HAWK GYM/JAPAN CUP2021 -55kg準優勝)
フライ級(-51.5kg)トーナメント準決勝戦で空龍(くうりゅう)と松本が激突。
空龍は関西を主戦場とするファイター。21年9月の花岡竜戦に敗れるまでは無敗街道を突き進んでいた。22年1月には数島大陸に判定勝利を収めるも、3月のDEEP☆KICK-51kg初代王座決定トーナメント決勝では塚本望夢に破れ王座を逃した。22年4月に田丸辰と対戦するも偶発性のバッティングでノーコンテストに。同年12月には名高・エイワスポーツジムと対戦した。
松本はJAPAN CUP2021-55kg級準優勝の実績を持ち、21年8月の『RISE EVOL.8』でKOデビュー。昨年はKOUJIRO、酒井柚樹に判定勝ちし、12月はNovoからKO勝ちを収めた。
1R、互いにサウスポー構え。空龍はローキックをインとアウトに蹴り分けてダメージを与えていく。松本はプレッシャーをかけながら右ジャブと左のパンチをヒット。空龍は右アッパーから左につなげ、松本もパンチで追いこんだ。
2R、空龍はロ―キックで足を狙う。松本は詰めてパンチ連打からローキックへつなげる。両者、互いにパンチをまとめて打ち合う場面があり互角の展開か。
3R、空龍はパンチをまとめてラッシュをかける。松本も負けずにパンチの打ち合いに応える。その攻防の中で松本は、三日月蹴りをボディへ。そして左ストレートでダウンを奪う松本。立ち上がった空龍だが、打ち合ったところでタイムアップ。判定3-0で松本が勝利。決勝へ進出した。
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