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【NJKF】大田拓真が大翔を下してWBC世界王座挑戦アピール! 龍旺vs.史門の無敗対決はドローに

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2023/02/26(日)UP

大田拓真(左)が大翔(右)を判定で下した

ニュージャパンキックボクシング連盟
『NJKF 2023 1st』
2023年2月26日(日)東京・後楽園ホール
▼メインイベント スーパーファイト フェザー級 3分3R
〇大田拓真(新興ムエタイジム)
判定3‐0 ※30‐29、30‐28×2
●大翔(WSR荒川ジム)

大田は2R、右のパンチを決めて大翔を転倒させた。スリップダウンの判定

 大田は18年6月にWBCムエタイ日本フェザー級王座、昨年12月にはS1ジャパン55kg級王座決定トーナメントを制し二冠を達成した経験を持ち、NJKFのエースとして成長を続けている。

 対する大翔はテクニシャンとして知られ、21年12月にM-1日本フェザー級王座を戴冠。昨年3月のWMC日本フェザー級暫定王者決定戦では大輔に勝利し暫定王座を獲得すると、7月には同級正規王者の佐野貴信に挑戦し、KO勝利でベルトを奪取した。

反撃する大翔(右)

  1R、大田はいきなり右ハイキック。これはガードしたサウスポー構えの大翔は、左ミドルキックを何度もクリーンヒット。大田は右ハイ、カーフキックと揺さぶりをかける。攻防はほぼ互角も、やや大翔のミドルキックが目立った。

 2R、大田は右ハイ、ローキックで攻撃。大翔はミドルキックからパンチ連打に繋げる。2人は距離を取って蹴りの応酬、接近ではヒザ蹴りの攻防が続いた。大きな差はなかったが、終盤に大田の右のパンチが入り、大翔がスリップダウンをする場面があった。

大田が判定で逃げ切った

 3R、大翔は前へ出て飛び込んでパンチを打ちにいき、そこからヒザ蹴りにつなげる。大田は、これを受け止めてヒジ打ち。さらに大翔もヒジ打ちで対抗するも、これはヒットせず。互いに一歩も引かない攻防となり、勝負は判定へ。3-0で大田が勝利を収めた。

 勝利した大田は、「応援ありがとうございました。最初のNJKFで負けられなかった。勝ててよかったです。今年は世界のWBCを狙っていきたい。もっと練習をがんばります」と挨拶した。

▶次ページは、龍旺vs.史門、山浦俊一vs.TAKUYA、その他の試合結果

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