【ベラトール】アモソフがストーリーを完封し統一王者に!母国ウクライナへ勝利を捧ぐ
2月25日(日本時間26日)にアイルランド・ダブリンで開催された総合格闘技イベント『Bellator 291』のウェルター級統一王座決定戦にて、正規王者のヤロスラフ・アモソフ(29=ウクライナ)が暫定王者のローガン・ストーリー(30=米国)をフルマークの判定で下し、統一王者に輝いた。
【動画】王者アモソフ、カーフからパンチ連打、最後はタックルでテイクダウン!
アモソフは12年のプロデビューから無傷の26連勝と未だ負けがない実力者。21年6月に当時の王者のダグラス・リマを下し王座を獲得した。
昨年2月から母国ウクライナに留まり、ロシアの侵攻に対し戦地で防衛活動を行なっていたが、6月中旬に復帰に向けてのトレーニングを再開していた。
対するストーリーは大学時代NCAAディビジョン1で4度のオールアメリカンに輝いたレスリングエリート。昨年5月の同級暫定王座決定戦をマイケル・ペイジと争い、スプリットの判定で勝利した。
両者は20年11月の『Bellator 252』で対戦し、スプリットの判定でアモソフが勝利。ストーリーはこれがキャリア初黒星となった。
試合は序盤からアモソフが攻勢。ストーリーのタックルをしっかりと切り、打撃で主導権を握る。1R、ストーリーの右目から出血が。アモソフのカーフキックもストーリーにダメージを与えた。3Rにはレスリングエリートのストーリーから逆にタックルでテイクダウンを奪う場面も。
試合後半もアモソフのペース。ウクライナ防衛活動でのブランクなど感じさせない動きを見せ、フィジカルの強さにも定評を持つストーリーを圧倒。ストーリーの武器のタックルをことごとく切り続け、手数でも上回った。
ジャッジ3名全員が50-45と、アモソフがフルマークの判定勝利。統一王者に輝き、勝利者マイクでは、「ウクライナ愛してます。侵攻から一年、国を守ってくれている皆に感謝を捧げます」と、母国ウクライナへの想いを語った。
『Bellator 291』
2023年2月25日(日本時間26日)にアイルランド・ダブリン
▼ウェルター級統一王座決定戦
○ヤロスラフ・アモソフ(ウクライナ/正規王者)
判定3-0 ※三者共に50-45
●ローガン・ストーリー(30=米国/暫定王者)
※アモソフが統一王者に
▶︎次ページは【動画】王者アモソフ、カーフからパンチ連打、最後はタックルでテイクダウン!
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【テレビ・配信】2.26『BELLATOR』アモソフvsストーリーの王座統一戦ほか生中継、放送、配信情報
・素手ボクシング人気の“激闘グラマー”美女、足首”グニャリ”逆方向に!自分で戻しファン悲鳴
・体重差60kg・身長差30cmの“危険すぎ”るMMAマッチ!ヘビー級巨漢とフライ級選手の戦いは驚きの結末に
・ヘビー級刺青スキンヘッド男、顔面流血も、元NFL選手を一撃KO!番狂わせに会場大歓声=素手ボクシング
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!