【ボクシング】怒涛のアッパー7連発で豪快TKO、世界初挑戦のチューが元王者ハリソンを沈める!次戦は4団体統一王者チャーロが濃厚
3月12日、オーストラリア・シドニーのクドスバンク・アリーナで行われた[WBO世界スーパーウェルター級暫定王座決定戦]で、同級1位ティム・チュー(豪)が、同級4位で元WBC同級王者のトニー・ハリソン(米)を怒涛のアッパー連打でキャンバスに沈め9ラウンド2分43秒でTKO勝利した。チューは世界初挑戦で無敗のまま暫定王者となった。
チューは2ラウンドからアッパーやフックをヒットさせ優勢に試合を進めた。3ラウンドにハリソンがチューをロープに後退させる場面もあったが、ほぼチューのペース。5ラウンドにはハリソンをぐらつかせるシーンもあった。
そして9ラウンド、ダメージが蓄積し、ガードが甘くなったハリソンに怒涛の右アッパー7連発!ぐらついたハリソンにさらに右フックを叩き込むと崩れていき、倒れぎわにさらに右アッパー!ロープにもたれかかるように倒れたハリソン、レフェリーがカウント8でストップしチューのTKO勝利に。戦績を22勝16KO無敗とした。
ハリソンは18年に現同級4団体王者のジャーメル・チャーロに勝利し王者になった選手。19年にダイレクトリマッチでTKOで敗退し、チャーロが再び王座についている。このハリソンにチューが勝利したことで、王者チャーロと対戦し十分対抗できることを示しただろう。
ちなみに今年1月に王者チャーロと1位のチューがWBOの指令で対戦する予定だったが、チャーロがスパーリングで左手を2箇所骨折したため延期に。チャーロの骨折が治った後、対戦が期待される。
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