【PFL】工藤諒司が判定負け、元王者の“ダゲスタン軍団”ハイブラエフに完封される
4月1日(日本時間2日)に米国ネバダ州ラスベガスにて開催された総合格闘技イベント『PFL1:2023 Regular Season』のフェザー級マッチにて、工藤諒司(29=TRIBE TOKYO M.M.A)が21年PFL同級優勝者のモビット・ハイブラエフ(32=ロシア)に判定負け。予選リーグ初戦は黒星となった。
工藤は極真空手を5歳から10年学んだ後、国士舘大学でレスリングを経験した。17年にプロデビューし修斗を中心に活躍。キャリア11勝のうち7つはKOによるもの。22年からPFLに参戦し、昨季の戦績は1勝2敗。2年連続参戦の今季は優勝を目指す。
対するハイブラエフはPFL21年シーズンの同級優勝者。世界を席巻するダゲスタン軍団で、19勝1分と無敗の戦績を誇る強豪だ。
試合は1R、ハイブラエフが片足タックルからテイクダウン。巧みなレスリング力でグラウンドコントロール。工藤の動きを完封。終盤はハイブラエフがチョークを狙う場面も。
2R序盤、工藤はワンツーからハイキック、前蹴りなどスタンド打撃で攻勢。しかし、工藤のパンチに合わせて組みついたハイブラエフに、またもテイクダウンを許してしまう。ここでもハイブラエフが卓越したグラウンドコントロール。工藤を立たせず、反撃のチャンスを作らせない。
3R開始1分、ハイブラエフが右オーバーハンドからニータップでテイクダウン成功。工藤は立ち上がろうとするも、その度にハイブラエフがグラウンドへ工藤を引き戻す。トップから細かくパウンドを当てるなど、ハイブラエフがここでも圧倒的なグラウンドコントロールで工藤を完封。
判定は三者ともに30ー27とフルマークでハイブラエフが勝利。工藤はシーズン初戦が黒星発進となった。
PFLはK-1で活躍したレイ・セフォーが社長を務め、UFC、ベラトールに次ぐMMA北米メジャー第3の団体として躍進。試合は各階級のリーグ戦形式で行われ、シーズン優勝した場合、賞金100万ドル(約1億3600万円)が与えられる。
『PFL1:2023 Regular Season』
4月1日(日本時間2日)米国ネバダ州ラスベガス
▼フェザー級マッチ
○モビット・ハイブラエフ(ロシア)
判定3-0 ※三者共に30-27
●工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A)
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