修斗世界王者・西川大和の北米デビューは悔しい敗戦、元UFCコラードと善戦も=PFL
4月14日(日本時間15日)に米国ネバダ州ラスベガスにて開催された総合格闘技イベント『PFL3:2023 Regular Season』のライト級マッチにて、西川大和(20=西川道場)がクレイ・コラード(30=米国)に判定負け。予選リーグ初戦は黒星となった。
【動画】西川のローキック!コラードがバランスを崩し片膝ダウン
西川は21勝3敗6分の戦績で、19年4月よりMMA無敗で14連勝中。修斗を主戦場とし21年9月に王者・川名TENCHO雄生にTKO勝利、史上最年少の18歳で修斗世界王者となった。昨年10月にはUFCデビューする予定だったが、契約関連を理由に試合は消滅。今回、北米メジャーの一角PFLで海外デビューとなる。
対するコラードはボクシングと二刀流の元UFCファイター。直近の2年間は主にPFLで戦い、元UFC王者アンソニー・ペティスにも勝利する活躍を見せた。通算戦績は21勝10敗1無効試合。
試合は1R、西川がローキック攻撃で体格で上回るコラードを崩しにかかる。対するコラードはパンチを軸に蹴りも織り交ぜながら多彩な攻撃。コラードの手数の多いパンチ連打に、西川が金網に追い込まれる場面が目立つ。
2Rもコラードが強い圧力で前進。パンチラッシュで西川を追い込む。被弾しながらもローを蹴り続ける西川。コラードのかなり強いパンチをもらうが、タフな西川は倒れない。
残り1分、西川の強烈なローでコラードがバランスを崩し膝をマットに。実況も「ビッグトラブルだ、ニシカワが大木を切り倒すか」と西川のローがコラードにダメージを与えたことを認める。終盤は西川のローでコラードが何度もバランスを崩す。
3R、前進するコラードに対しローを蹴り続ける西川。西川が両足タックルから引き込むように下から三角絞めを仕掛けるも、コラードがすぐに解除し、上から鉄槌やパウンドを落とす。
残り1分半、コラードが西川を抱え込んでチョークを狙うが、ここは西川が解除。最後はお互い真っ向から打ち合いタイムアップ。
打撃数で大きく上回ったコラードが判定3-0で勝利。西川は善戦するも、注目の北米デビュー戦は悔しい黒星となった。
PFLはK-1で活躍したレイ・セフォーが社長を務め、UFC、ベラトールに次ぐMMA北米メジャー第3の団体として躍進。試合は各階級のリーグ戦形式で行われ、シーズン優勝した場合、賞金100万ドル(約1億3600万円)が与えられる。
今季PFLに参戦する日本勢は今回のシーズン初戦、工藤諒司、東よう子に続き、西川までも黒星。ここからの巻き返しに期待したい。
『PFL3:2023 Regular Season』
4月14日(日本時間15日)米国ネバダ州ラスベガス
▼ライト級マッチ
○クレイ・コラード(米国)
判定3-0 ※三者共に30-27
●西川大和(西川道場)
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