【UFC】ブラジル打撃手ウォーカーが3連勝!カーフキック連発で強豪スミスを撃破
5月13日(日本時間14日)に米ノースカロライナ州にて開催された総合格闘技イベント『UFCファイトナイト・シャーロット』セミメインのライトヘビー級マッチにて、同級7位のジョニー・ウォーカー(31=ブラジル)が同級5位のアンソニー・スミス(34=米国)に判定勝利。カーフキック連発で確実にダメージを与え、連勝記録を3に伸ばした。
ウォーカーはムエタイベースのストライカー。一撃で相手を倒すパンチやヒザ蹴りを武器に、過去21勝の内16がKOによるもの。直近の2試合で、イオン・クテラバに一本勝ち(1R4分37秒)、ポール・クレイグにKO勝ち(1R2分16秒)と、連続初回フィニッシュと勢いに乗っている。
対するスミスは52戦のキャリアを持つベテラン。UFCでは16年から戦い始めマウリシオ・ショーグンやラシャド・エヴァンスなど元UFC王者に勝利してきた。キャリア36勝のうち33勝がフィニッシュ勝利(19KO・14一本)という驚異的なフィニッシュ率の高さを持つ。昨年7月のマゴメド・アンカラエフ戦でTKO負けして以来の復帰戦となる。
試合は1R、ジワジワとパンチの距離に詰めるスミスに対し、ウォーカーがスミスの前足にカーフキックを連発。コツコツとダメージを与える。
2R、リーチ差で優位な長身のウォーカーは、ジャブ、カーフでスミスの出鼻を挫き、スミスが強引に懐に入ろうとするとカウンター攻撃と自分のリズムを作る。スミスは手数を出すも、なかなか自分の距離を作れない。
3R、ここでもウォーカーがスミスの左足にカーフキックを連発。蹴られる度にスミスの足は流れ始め、ダメージは明らか。残り10秒、ウォーカーの飛びヒザ蹴りがヒット!スミスがふらついた所でタイムアップとなった。
判定3-0でウォーカーが完勝。勝利マイクで「自分の強さを証明したかった。(出したカーフキックは)誰でも効く威力があるものだ」と喜んだ。
『UFCファイトナイト・シャーロット』
2023年5月14日(日本時間)米ノースカロライナ州シャーロット
▼ライトヘビー級
●アンソニー・スミス(米国)
判定0-3 ※27-30×2、28-29
○ジョニー・ウォーカー(ブラジル)
▶︎次ページは【フォト】ウォーカー、戦慄の飛びヒザ蹴りが炸裂!
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