【ボクシング】ヘイニーが4団体防衛、後半優勢なロマチェンコに競り勝つ!負けたロマ「また会いましょう」
5月20日(日本時間21日)にプロボクシング[4団体統一世界ライト級タイトルマッチ](米ラスベガス・MGMグランド・ガーデンアリーナ)が行われ、4団体統一ライト級王者デビン・ヘイニー(24=米国)が元3団体統一ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(35=ウクライナ)を3-0の判定で破り4団体2度目の防衛に成功した。ロマチェンコは後半追い上げペースを掴んだが、約2年7カ月ぶりの王座返り咲きにはならなかった。
ヘイニーは序盤から左ジャブとボディブローを中心に試合を組み立てリード。後半は徐々にロマチェンコがステップワークと右フックや左ストレートをヒットさせペースを掴む。10ラウンドに左フックと左アッパー、11ラウンドには左アッパーをヒットさせ試合をリードするなどしたが、判定は3-0(116-112、115-113×2)で2人が2ポイント差、1人は4ポイント差をつけヘイニーが勝利した。
もう少し早いラウンドから追い上げられればと惜しい内容ではあったが、ヘイニーのボディ中心に攻め立てロマチェンコのボクシングをなかなかさせなかった。
ロマチェンコは自身の陣営や家族に感謝し負けた理由については「言いたくはありません。目の前で起きたことが事実です。まだまだボクシングができることを見せることができました。また次回、お会いしましょう」と現役を続ける様子。勝ったヘイニーは「本当に強くてタフでした」とロマチェンコを称えた。
ロマチェンコは20年にテオフィモ・ロペスに判定負けし3団体王座陥落。その後、ウクライナの戦争で軍に入隊するなど、ボクシングができない期間が続いたが、21年6月に試合に復帰し、中谷正義など3連勝。そして今回約2年7ヶ月ぶりのタイトル戦に挑んだ。
ヘイニーは19年にWBC暫定王者になってからロマチェンコに対戦を挑んでいた。それから4年、念願のロマチェンコ戦が実現し勝利、判定で勝利が告げられた後、両手を挙げて喜んだ。
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