【修斗】MMA4戦目の渡辺彩華、SARAMIを左ハイKOで王座戴冠、大会MVPも獲得
▼第5試合 女子アトム級5分3R
〇中村未来(マルスジム)
判定3-0
●川西茉夕(BURST)
川西はプロデビューから2試合連続チキンウイングアームロックで一本勝ち。柔道ベースながら打撃からのテイクダウンも駆使し、“打倒極”にバランスのよさを見せている。
対する中村はRoad to ONEで平田樹、シュートボクシングでMISAKIと対戦し、いずれも敗れたが昨年のインフィニティリーグでは準優勝。様々な舞台で積んできた経験を『COLORS』にぶつける。
1R、サウスポーの中村に川西が右ストレートをヒット。中村は一瞬腰が落ちる。中村が組んで来ると川西は腰投げを決めるが、中村が蹴りはなして立ち上がる。川西が組みに来るところへ中村は左ヒジのカウンター。川西を優位に組ませない。
2R、中村はバックキック、回転ヒジと積極的に攻める。川西に組みつかせず中村は左ストレートをヒット。中村は右フックも当て、プレッシャーを緩めない。川西も右ストレートを振るって応戦するが、金網際から出られない。
3R、打撃狙いの中村に川西はタックルで入り背後に回る。しかし中村はクルリと回って向き合い、体を離す。川西は中村のパンチに合わせて再度タックル。だが中村はグラウンドに持ち込ませず立ち上がる。川西はここもタックルで組みつくも中村はダースチョークでカウンター。外した川西がタックル、投げを見舞うも、中村が潰して試合終了となる。
判定は30-27、30-27、29-28の3-0で中村。「去年初代のベルトを獲れず悔しい思いをしました。今年の初戦が強敵でしたけど勝てて一安心しています。タイトル目指してコツコツ頑張っていくので応援お願いします」とベルトへの思いを語った。
▼第4試合 COLORSグラップリングルール 53kg契約8分1R
△前澤 智(リバーサルジム東京スタンドアウト)
ドロー
△杉内由紀(ポゴナさいたま)
前澤は2012年にJEWELSでプロデビューし、17年12月に第6代DEEP JEWELSアトム級王者に。2020年10月に一本勝ちしてタイトルを防衛する。その試合を最後にMMAを引退し、現在は柔術や組技を中心に活動の場を広げている。
対する杉内は国内の柔術、組技の先駆者とも言える存在で、19年には『QUINTET』に“TEAM BJJ KUNOICHI”先鋒として出場し、3人抜きを果たした。また、2004年に行われた『G-SHOOTO』旗揚げ戦にも旧姓の古舘由紀の名で参戦しており(腕ひしぎ十字固めで勝利)、今回19年の時を経て『COLORS』旗揚げ戦にも出場することとなった。
杉内は座り込んで下から仕掛けんとするが、前澤は足関節でカウンターを狙い、そこからパスしていかんとする。
杉内は前澤をハーフガードでとらえパスさせない。だが前澤がアームロック、肩固めを掛けつつ、さらにパスをうかがう。
杉内が足を利かせてきても前澤はそれを潰してマウントポジション。杉内がこれを崩すと前澤がヒールホールドを狙って終了する。
ともに時間内の一本がなく結果はドローとなった。
▶︎次ページは杉本 恵vs吉成はるか、宝珠山桃花vsエンゼル☆志穂、渡辺久江vs玉田育子、井上愛羅vsNOEL
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