【UFC】五味隆典もKOしたジム・ミラー、パンチで相手を金網にぶっ飛ばす”秒殺”失神KO劇！
レジェンドのジム・ミラーが豪快失神KO!、相手は金網に体打ち付け失神（＠UFC）
6月3日（日本時間4日）に米ネバダ州ラスベガスにて開催された『UFCファイトナイト・ラスベガス74』のライト級戦にて、UFC“最多出場＆最多勝利”記録保持者で、五味隆典にもTKO勝利したジム・ミラー（39=米国）が驚きの23秒“失神”KO勝利。レジェンドの凄みを見せつけた。
ミラーは05年にデビューすると、連勝を続け08年に「UFC 89」でデビュー。09年から11年には7連勝したこともあり、10年には前ライト級王者チャールズ・オリベイラにも一本勝ちしている。
16年7月には五味隆典にパウンド連打で1R TKO勝ちしており、全戦績通してフィニッシュ率は70％を超える。
UFC戦績は現在、25勝16敗1ノーコンテストで、計42戦。UFC史上最多試合出場記録＆最多勝利記録を保持している“レジェンド”である。
今回の試合では12勝4敗でUFCデビュー戦のジェシー・バトラー（31=アメリカ）と対決。
開始20秒後、ミラーはのっしのっしとすり足気味に近づき、相手のパンチを的確に避けると左フック一撃！ヒットし横なぎに倒れながらの相手に、返しの左アッパーを入れると、相手はまるで眠るように静かに頭を落とし失神した。
ミラーはこの電光石火のKO勝利で、最多勝利記録をまた一つ増やしてみせた。
16年、五味にパウンドでTKO勝利するミラー
ミラーは試合後の会見で「年末までにあと1回試合をしたい。今年は2回しか戦っておらず、3回は戦いたい。俺は自分のキャリアを、出来るだけ多く戦うという、デビュー時と同じ方針で終わらせたいと思っているんだ。11月くらいに戦いたい」と精力的な発言だ。
その理由は「計算すると、UFC300は、来年4月くらいに行われるだろう。老体はボロボロな所もあるけど、乗り越えて300も出たい」と、300大会目出場に合わせ試合間隔を調整したいと言う。
UFCは月に1度のペースでナンバー大会が開催されており、6月11日には『UFC 289』が開催される。
また、ミラーは300大会目での引退も示唆した。ミラーは『UFC100』にも『UFC200』にも出場し、勝利している。五味を破った試合は『200』の時だ。
ミラーは次戦も無事勝利し、記念すべき300大会目に参戦することが出来るか。
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