【DEEP KICK】長谷川海翔がTKOで初防衛、大樹はV2、石田迅が-65kg王者に
DEEP☆KICK実行委員会
『DEEP☆KICK 66』(4ページ目)
2023年6月18日(日)テクスピア大阪
▼ダブルセミファイナル2 DEEP☆KICK-63kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
○足利也真登(FightClubRush)
判定3-0 ※30-27×2、30-26
●久保田有哉(TARGET)
※足利が-63kg王座決定トーナメント決勝に進出
DEEP☆KICK-63kg王者を決めるトーナメント準決勝は同級1位の足利也真登と4位の久保田有哉が対決。
勝負は1R、蹴りを軸に見合う中足利のオーバーハンドの右フックが久保田を捉えファーストダウンを獲得する。しかしダメージは薄いか、久保田に動揺はなくじわじわと圧をかけながら攻勢を狙っていく。
続く2Rもプレッシャーをかけながらフックやローを放つ久保田だが、対する足利はジャブ・左フックを軸に着実にポイントを重ねている印象。2R終了時点での途中判定は1Rのダウンが活き3者ともに足利を支持。
3R、後がない久保田は一気に歩を強める。序盤には右ストレートをヒットさせるなど近い距離でどんどんと打ち合いに挑む。しかしここで足利の経験の差が出たか、ジャブをつきながら逆に強烈なパンチを返していく。起死回生を狙い最後まで打ち続けた久保田だったが、挽回は叶わず試合終了。3Rもヒット数の高さを見せた足利が判定勝利をおさめトーナメント決勝を決めた。
試合後、セミファイナル1で勝利を収めた竹内もリングイン、マイクにて「クリスマス、ベロス(木村ケルベロス颯太)に負けて悔しい思いをしたので次は絶対勝ちたいと思うので、足利選手いいタイトルマッチにしましょう」とコメントすると、足利は「全然しんどくなかったわ~」と放ち会場から笑いを誘うと「次はタイトルマッチらしい試合をします、そこで1つ提案があるんやけど9月のタイトルマッチ、負けた方が頭丸めるというのはどうでしょう」と放ち、会場から続けざまに大爆笑を起こす。竹内は苦笑いながらも「・・・やりましょう」と返した。足利はすでに頭を丸めているので実現は定かではないが、果たして次戦のタイトルマッチの激闘には是非とも期待したい。
▼ダブルセミファイナル1 DEEP☆KICK-63kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
●大石健作(TEPPEN GYM)
KO 2R 2分26秒
〇竹内皇貴(チームドラゴン)
※竹内が-63kg王座決定トーナメント決勝に進出
正に大逆転KO、階級を落としてのトーナメント初挑戦となった竹内皇貴が大石健作を一撃で葬り去った。
1R、サウスポースタイルに構える大石が竹内に襲い掛かる。強烈な左ミドル・ローを武器に、近い距離になると威力あるストレート・フックで攻めていく。竹内は-65kg戦から後退はせず前に前にと押し出すプレッシャーの強さが売りだったが大石の攻めを前に後退するシーンが目立つ。1Rは大石のラウンドだ。
続く2Rも大石の攻めは止まらない、威力あるパンチ・蹴りを武器にどんどんと攻めの姿勢を見せる。そんな最中、勝負は一瞬で決した。大石のジャブに対して竹内のカウンターの飛び膝蹴りがクリーンヒット、たたらを踏みコーナー付近で倒れ竹内がダウン奪取。なんとか立とうとする大石だがダメージは甚大か、ファイティングポーズをとるに至らず10カウントが経ちKO決着。会心の一撃だっただろう、KOが決まった瞬間からセコンドに会場にと歓喜の叫びを存分に放った竹内、自身の最大の武器である膝で逆転KOを決めた竹内がトーナメント決勝に駒を進めた。
▶︎次ページは大前洸貴vs健真、KING剛vs竜輝、室屋宏幸vs瞬
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