【UFC】“レスリングエリート”中村倫也、寝技攻勢でデビュー戦快勝!プロ全勝記録を「8」に
WME-IMG
『UFCファイトナイト・シンガポール/2023年』
2023年8月26日(土・日本時間)シンガポール・カラン / シンガポール・インドア・スタジアム
▼バンタム級
〇中村倫也(日本)
判定3-0 ※30-26、30-27×2
●ファーニー・ガルシア(アメリカ)
中村はレスリングエリートで、2016年フリースタイル57㎏級で全日本選抜優勝、61㎏級でU-23世界選手権優勝などの実績を残しMMAに転向。デビューからこれまで7戦全勝、6試合でフィニッシュ(5KO・1一本)。今年2月のROAD TO UFCバンタム級決勝戦にて、風間敏臣を秒殺KOで仕留め、優勝と共にUFC契約を獲得した。
対するガルシアは過去LFAなどで活躍し、21年にUFC登竜門大会「Contender Series」で初回KO勝ちを収め、UFCと契約。しかし、これまで2戦全敗と後が無い状況だ。通算戦績は10勝3敗(1KO・3一本)。
1R、中村がサウスポーでカーフキック。ガルシアは左フックをリターン。中村がタックルを仕掛けてテイクダウンを狙う。ガルシアは立ち上がるも、中村は投げを決めて上になる。ハーフガードからサイドへ即座に移行。中村は寝技では常に上を取り、ノースサウスチョーク、腕十字などでスピーディな攻めを見せてペースを掴む。
2R、ガルシアが右フック、ローを放つと、中村は左の三日月蹴り。中村がタックルを仕掛けるが、ガルシアがギロチンチョーク。頭を抜いた中村はノースサウスの体勢、アームロックやアメリカーナなどの寝技で攻め続ける。ガルシアはブリッジして逃れようとするが、今度はストレートアームバー。これは外されるが、中村が終始圧倒するような形で終える。
3R、中村が豪快な左フック。後がないガルシアは打撃を当てたいが、中村が一気にタックルを仕掛けてテイクダウンに成功。トップキープからサイドポジションへ。中村は立ち上がろうするガルシアのバックを狙いつつ、一気にアームバーを極める。大歓声の中、何とガルシアはこれを逃れる。残り20秒、立ち上がったガルシアに左ハイをヒットさせる中村は左ストレートを見舞い、終了のゴングを聞いた。
勝利した中村は「相手は強かった。次はフィニッシュします。彼のディフェンスが強かった。次はビッグインパクトを残すフィニッシュを約束します」と流暢な英語でアピールした。
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