2023/08/27（日）UP
（最終更新：2023/08/27 09:13）

木下が悶絶ボディでダウン、痛恨の2戦連続TKO負け＠UFC Japanより

WME-IMG
『UFCファイトナイト・シンガポール 2023』
2023年8月26日（土・日本時間）シンガポール・カラン／シンガポール・インドア・スタジアム
▼ウェルター級
〇ビリー・ゴフ（米国）
TKO 1R3分49秒　 ※右ボディストレート→パウンドアウト
●木下憂朔（日本）

　木下は日本期待の超新星。6勝2敗で、勝利は全てフィニッシュによるもの。2敗のうち1敗も、21年11月のRIZINで第9代DEEPウェルター級王者の住村竜市朗を失神KOした際、金網を掴んでの攻撃だったとして、反則負けとなっていたものだ。

　昨年8月のUFC登竜門イベント「Contender Series 2022」でKO勝利を収め、見事UFC出場権を手にしたが、今年2月にTKO負けを喫した。今回は負けられない再起戦となる。

　対するゴフは8勝2敗の戦績で、直近は6連勝、4連続KO勝利している。ベラトールでも2勝しており、8勝のうち6つが打撃によるTKO勝利と、強力なストライカーだ。昨年8月のコンテンダーシリーズで1RKO勝利し、UFC参戦を勝ち取っていたがキャンセルとなり、1年ぶりの試合だ。

　1R、ゴフが右フック、ミドルを放つ。木下が右フックから左ストレートをヒットさせ、ジャブを突く。ゴフのローに、木下が左ストレートのカウンターを当てる。更には飛びヒザ蹴りも見せる木下。

　ここまで木下がペースで試合を進めていたが、近距離でゴフが右ボディストレートをクリーンヒット。木下が悶絶ダウンを喫する。そのままゴフのパウンドを連続で浴び続けてしまい、レフェリーがストップした。

　木下にとっては序盤から効果的に打撃を当てていただけに、悔しい敗北となってしまった。

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