【ROAD TO UFC】DEEP暫定王者・神田コウヤ、中国強豪カイウェンに判定負け、決勝進出ならず
8月27日(日)シンガポール・インドア・スタジアムで開催された総合格闘技イベント『ROAD TO UFCシーズン2準決勝』のフェザー級トーナメント準決勝にて、DEEPフェザー級暫定王者の神田コウヤ(27=パラエストラ柏)がリー・カイウェン(27=中国)に判定負け、決勝進出を逃した。
神田はレスリングで東日本学生選手権優勝など数々の実績を持つアマレスエリート。今年2月に現DEEPフェザー級暫定王者に。5月のトーナメント初戦はイーブーゲラに完勝を収めた。
対するカイウェンは“中国の五味隆典”と言われる程のアグレッシブファイター。参戦していたONEでは9勝3敗の戦績を収める強豪だ。
1R序盤、カイウェンの飛び込みの右フックに合わせたタックルで、神田がテイクダウン成功。しかしカイウェンにすぐに立たれてしまう。スタンドの攻防、カイウェンは強い圧力でジワジワと前進し右フックを振るが、神田はヒザ蹴りを出すなどカウンター狙い。
2R、中央にどっしりと構えるカイウェンに対し、神田はサークリング。遠い間合い、カイウェンは一歩入らず、神田はサークリングで膠着状態。レフェリーが中断し、積極的なアクションをコールする。終盤、サークリングしながら、左ハイキックを散らし、ヒザ蹴りなどを放つ神田。
3R、カイウェンがワンツーで真っ直ぐ入るのに対し、神田はかわしてヒザ蹴り。サークリングしながら、時折、ロー、ハイを放つ神田。中盤、神田がタックルを仕掛け、離れ際にヒジ打ちをヒットさせる。残り30秒、カイウェンが組み付き神田をケージに押し込むが、神田はテイクダウンを許さず。
判定は3-0でカイウェンが勝利。神田はカイウェンの高い攻撃力を潰し、ポイントアウトに徹した作戦だった様だが、ジャッジはカイウェンの攻撃の積極性をとった様だ。この結果、フェザー級決勝は、カイウェンとイー・ジャーとの中国人対決となった。
『ROAD TO UFCシーズン2準決勝』
8月27日(日)シンガポール・インドア・スタジアム
▼フェザー級トーナメント準決勝
○リー・カイウェン(中国)
判定3-0 ※30-27、29-28×2
●神田コウヤ(パラエストラ柏)
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