【イノベーション】新鋭・北山善と佐藤九里虎との王者対決は痛み分け、井上竜太が王座決定戦進出
JAPAN KICKBOXING INNOVATION
『RESISTANCE-13』
2023年9月17日(日)東京・新宿FACE
▼メインイベント(第8試合) チャンピオン対決 バンタム級(53.52kg) 3分3R
△北山 善(岡山ジム/INNOVATIONフライ級王者)
ドロー 判定0‐1 ※29‐30、29-29、29-29
△佐藤九里虎(FAITH/WMC日本バンタム級王者)
5月の岡山ジム創設50周年記念興行で韓国のアン・ジンソップに圧勝し、INNOVATIONフライ級王者に輝いた北山と、30戦以上の戦績を持つWMC日本バンタム級王者の佐藤との王者対決。今回が8戦目となる18歳の北山にとっては、1階級上で5倍のキャリアを持つベテランを相手に真価の問われる一戦となった。
1R、佐藤は右ミドルから積極的に組み付いてはヒザ。爆発力が売りの北山はスピードある動きを見せ左右フックと、お互いに引かない展開。
2R、右ローを集中打する北山は右フックを浴びせると、佐藤はグラつく。一気に勝負に出た北山に対し、耐えた佐藤は組んでのヒザで削っていく。3Rも北山の攻撃を組み付いて寸断させる佐藤はヒザ。北山も回転力を落とさずにパンチを振っていきお互いに一歩も退かない。北山は胴回し回転蹴りも放つ。判定決着となり、ジャッジ一者は佐藤、二者はドローとなり、王者対決はドローに終わった。
▼第7試合 INNOVATONライト級王座決定トーナメント準決勝戦 3分3R
●上野コウキ(直心会/INNOVATONライト級3位)
延長判定1‐2 ※9‐10、10-9、9-10
〇井上竜太(HARDWORKER/INNOVATONライト級4位)
※本戦は28-28、29-29、30-29
2019年、INNOVATIONフェザー級新人王トーナメント決勝戦で激突した両雄は、
一進一退の接戦を繰り広げ、マジョリティデシジョン(判定2-0)で井上が勝利している。約4年の年月を経て2階級上げての再戦となった。
1Rはお互いにミドルを当て様子を探る展開。2Rには左ボディ、左フックを当てる上野が追い込むも、井上は左ミドルを的確に当てて削っていく。
3R、上野が接近戦を仕掛けて左フックを当ててダウン奪取。井上は左ミドル、組んでのヒザで削っていきKO寸前まで追い込み本戦はドロー。延長戦では、上野のヒジでカットされ流血の見られる井上だが、徹底して左ミドルを当て接戦を制した。12月に王座決定戦進出となった井上は「絶対にベルトを獲ります」と王座奪取を宣言した。
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