【BOM】吉成名高が驚きの左ミドル“一撃破壊”KO!相手は骨折か?朝陽、羅向も豪快1R KO勝利を飾る
▼第10試合 BOMミドル級(72.57kg)王者決定戦 3分5R
●松島勲也(MSJ KICKBOXING GYM)
判定3-0 ※47-49、47-50、48-49
〇ソッガオ・ペッティンディーアカデミー(タイ)
松島は実家が教会で”闘うクリスチャン”の異名を持つハードパンチャー。今年5月のBOM福岡大会では秒殺KO勝利でIMCインターナショナル ミドル級王座を戴冠し、自身3つ目のベルトを手にした。
対するソッガオは元ルンピニースタジアム認定ミドル級&ウェルター級王者。今年5月の『KICKBOXING WORLD CUP』では、65kg戦で健太に判定勝利している。
松島は1Rから豪快なパンチを振って詰める。しかしソッガオは落ち着いてよく見て、左ハイキック、左ミドルをカウンターでヒット!松島が何度も大きくよろける。さらにソッガオの右も入る。
2R、松島はボディ、カーフ。しかしソッガオは首相撲からヒザ地獄!さらに右の縦ヒジ連打のソッガオ。
3Rにはソッガオがパンチ勝負に乗り出す。ソッガオはパンチから組んではヒザ、さらに左ヒジ!松島の左目上部が出血する。
4R、松島は愚直なまでに前へ出てパンチ、バックブローも。しかしソッガオはいなしつつヒジを狙う。
5Rも松島はパンチで攻め込むも、ソッガオの前蹴り、ジャブ、さらには首相撲に阻まれてしまった。
判定は3者ともにソッガオ。元ルンピニー2階級王者が、圧巻のテクニックで新王者となった。
▼第9試合 IPCC日本スーパーミドル級(76.20kg)王者決定戦 3分5R
〇夜叉猿(力道場)
判定3-0 ※49-46、49-48、50-46
●松信亮次(Bay Side Kid/KROSS×OVER KICK 初代-75kg級王者)
夜叉猿はラグビーで鍛えたフィジカルを武器に、Krushを主戦場として戦う。今回は初のムエタイルール。
対する松信はプロボクシング経験を持ち、レベルスのランカーとしても活躍。KROSS×OVER KICK 初代-75kg級王者の肩書を持つ。
試合はガードを固めた夜叉猿が、右カーフ、前蹴り、ハイキックと強烈な蹴りを放つ。対する松信はボクシング仕込みの多彩なパンチで前に出る。
2R、松信がワンツーのラッシュを仕掛けると、しっかり見ていた夜叉猿の右ハイがヒット!松信がダウンする。
立ち上がった松信はパンチローを続行するも、ラスト30、夜叉猿も打ち合いを開始、猛烈なフック、ヒジの連打で松信にコーナーを背負わせた。
松信のワンツー前進、夜叉猿の蹴りからの緩急をつけたパンチ連打と、打ち合う場面が続く。
最終5R、松信はフック、アッパーと多彩なパンチで攻める。しかし夜叉猿は終盤、右カーフの連打で松信のバランスを崩す。最後は激しいパンチの打ち合いとなった。
判定は3者ともに夜叉猿。ダウンを奪い、要所でパンチ、蹴りを的確にヒットさせた夜叉猿が新王者となった。
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