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【UFC】村田夏南子、2年4ヶ月ぶり復帰戦は悔しい判定負け、最終ラウンドで巻き返しも

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2023/10/08(日)UP

敗戦で悔しい表情の村田(右)、勝利に喜ぶデモポロス(左)(UFC JAPAN公式YouTubeより)

 10月7日(日本時間8日)に米国ネバダ州ラスベガスで開催された総合格闘技イベント『UFCファイトナイト・ラスベガス80』の女子ストロー級マッチにて、村田夏南子(30=リバーサルジム新宿Me,We)がバネッサ・デモポロス(35=米国)に判定負け。2年4ヶ月ぶりの復帰戦は悔しい結果となった。

【動画】試合残り数秒、村田が相手を持ち上げてテイクダウンからの鉄槌!

 レスリングエリートの村田は16年にRIZINでMMAプロデビュー。数々の強豪と激戦を繰り返しながら、20年にUFC参戦し1勝1敗の戦績を残した。21年6月のビルナ・ジャンジロバ戦で左ひじを脱臼し、ドクターストップのTKO負け。それ以来の復帰戦となる。

 対するデモポロスは、元ポールダンサーという異色の経歴の持ち主。高い身体能力と柔術黒帯のグラップリング能力を武器に、戦績は9勝5敗でUFC戦績は3勝2敗を収めている。

 1R、序盤から軽快なステップで相手の前足にローを当てていく村田。デモポロスは村田のミドルの蹴り足をキャッチし、そのまま村田を押し込み首相撲からヒザ蹴り。しかし、村田は組んだ状態からテイクダウンを奪う。

 スタンド展開パンチの交差、デモポロスのパンチを被弾し、村田がバランスを崩し尻餅をつく場面が。残り30秒、デモポロスがグラウンドに引き込み、ラバーガードで下からパンチを村田に当てる。

 2R、デモポロスの前進に合わせ、組んだ村田がテイクダウンに成功。上からパウンド、鉄槌を落とすも、デモポロスの返しを被弾したか、顔から出血が。デモポロスが下からフルガードの状態を作ると、村田はここで“桜庭和志ゆずり”のモンゴリアンチョップ!上を取っている村田だが、下のデモポロスからヒジ打ちや三角絞めと攻め込まれる。

 3R、デモポロスのハイキックの蹴り足を掴み村田がテイクダウンに成功。トップの村田は鉄槌やパウンドを落とすが、デモポロスも下から鉄槌やパンチを返す。柔術黒帯のデモポロスはラバーガードを巧みに使い、下から三角や十字を狙う動きを見せる。残り20秒、デモポロスの立ち上がり対応し、村田が背後に回ると、持ち上げてテイクダウン。鉄槌を落としたところでタイムアップ。

 甲乙付け難い内容だったが、判定は三者ともに29-28の僅差でデモポロスを支持、村田は敗北。公開された公式スコアカードによれば、3Rは巻き返しを見せた村田が取ったものの、1、2Rはデモポロスが取った結果だった。

『UFCファイトナイト・ラスベガス80』
10月7日(日本時間8日)米国ネバダ州ラスベガス
▼女子ストロー級マッチ
○バネッサ・デモポロス(米国)
判定3-0 ※三者ともに29-28
村田夏南子(リバーサルジム新宿Me,We

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