2023/10/08（日）UP
（最終更新：2023/10/08 17:59）

無敗王者ウスマンがV2達成！©️Bellator

　10月7日（日本時間8日）に米国カリフォルニア州サンディエゴで開催された総合格闘技イベント『Bellator 300』メインイベントのライト級タイトルマッチ兼WGP準決勝にて、王者のウスマン・ヌルマゴメドフ（25=ロシア）が挑戦者で同級4位のブレント・プリムス（38=米国）に判定勝利。2度目の防衛に成功し無敗記録を「18」に伸ばした。

【動画】王者ウスマンの“掛け蹴り”が炸裂した瞬間！

　ウスマンは元UFCライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフの従兄弟。昨年11月のタイトルマッチで当時の王者パトリッキー・ピットブル・フレイレに挑戦し、判定勝利で新王者に。今年3月のWGP初戦では、ベン・ヘンダーソンに一本勝ちし、初防衛に成功した。

　対するプリムスは元同級王者。今年5月のライト級WGP1回戦では、優勝候補の一角だったマンスール・ベルナウイを判定で下し、勢いに乗っている。

　試合は5分5Rの25分間に渡り、ウスマンがプリムスに何もさせずに圧倒。打撃戦では、プリムスが強引に距離を詰めても、バックステップでかわし、前蹴り、三日月蹴り、2Rには空手の掛け蹴りを出す場面も。

　プリムスは距離を詰めパンチを当てたいが、ウスマンは懐には入らせず、プリムスの拳は空を切るばかり。

　4R中盤、ウスマンがテイクダウンすると、トップからパウンド、ヒジを連打。プリムスの顔面から流血が。

　最終5R、プリムスが顔を赤く染めながら前に出るも、ウスマンの崩すことは出来ず。ウスマンは冷静にプリムスをいなし中盤過ぎにテイクダウン。トップから殴り続けタイムアップ。

　判定は三者とに50-45で、ウスマンがフルマークの判定快勝。ウスマンは次の決勝で、11月17日（日本時間18日）開催の『Bellator 301』で実施されるWGP準決勝のパトリッキー・ピットブル・フレイレvs.アレクサンドル・シャブリーの勝者と対戦する。

『Bellator 300』
10月7日（日本時間8日）米国カリフォルニア州サンディエゴ
▼ライト級タイトルマッチ＆WGP準決勝
○ウスマン・ヌルマゴメドフ（ロシア／王者）
判定3-0　※三者ともに50-45
●ブレント・プリムス（米国／挑戦者）
※ウスマンが2度目の防衛に成功、WGP決勝進出

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