【RWS】石井一成、ダウン奪われラジャ王者に判定負け、決死の猛攻で逆転狙うも一歩及ばず
10月28日(土)にタイ・バンコクのラジャダムナンスタジアムにて開催された『RWS:Ratchadamnoen World Series』の[115ポンド 3分3R]にて、石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)がパントア・ポー.ラックブーン(タイ)に判定負け。1Rにダウンを奪われ、その後の猛反撃で逆転を狙ったが一歩及ばずだった。
石井はWBCムエタイ世界スーパーフライ級王者をはじめ、数々のムエタイ王座を戴冠してきた日本人トップ選手。今年5月の『BOM』では1R KO勝利、RWSでは9月の前戦でジェイジェイ・オーピモンシーに2回KO勝利を飾った。K-1にも連続参戦中で、12月の大阪大会『K-1 ReBIRTH2』では黒田斗真が保持するバンタム級のベルトに挑戦することが決定している。
対するパントアはラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者。通算戦績81勝21敗3分の猛者だ。
1R序盤から強い圧力で前進する石井。ローとパンチのコンビネーションでパントアを下がらせるが、パントアの左フックを浴びフラッシュダウンを喫してしまう。
終盤、偶発的なバッティングで石井は左目上をカットしてしまう。オープンスコアでは、ジャッジ3者が10-8でパントアを支持。
2R、逆転を狙う石井が序盤からパンチ連打、ヒジ攻撃と猛攻。しかし、パントアは前蹴りやミドルを放ちながら、石井の攻撃を冷静に対処。ジャッジは2名が10-9でパントアを支持、1名が10-9で石井を支持。
最終3R開始すぐ、石井が速射砲のようなパンチ連打でパントアをロープ側に追い込むも、ここでも冷静なパントアは上手く対処。石井の打ち終わり、逆に押し返し、ヒジ&ヒザ攻撃で石井を苦しめる。後半、石井がパンチの猛ラッシュでパントアを襲うが、パントアは上手いコーナーワークでかわしながら、ビッグヒットを許さない。
判定3-0でパントアが勝利。終始アグレッシブな戦いが光った石井だったが、最初のダウンからの逆転劇にはならなかった。
『RWS:Ratchadamnoen World Series』
10月28日(土)タイ・バンコク ラジャダムナンスタジアム
▼ 115ポンドマッチ(3分3R)
●石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)
判定0-3 ※26-30、27-29×2
○パントア・ポー.ラックブーン(タイ)
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