【KROSS×OVER】中平卓見、テレカ∞がTKO勝利で新王者に、本田ななかが初代女子フライ級王座獲得
▼ダブルメインイベント 第14試合 KROSS×OVER PRO-KICK 女子フライ級(-50.8kg)初代王座決定トーナメント決勝戦3分3R
●登島 優音(NEXT LEVEL渋谷)
判定0-3 ※28-30×2、28-29
〇本田 ななか(TRY HARD GYM)
※本田がKROSS×OVER PRO-KICK 女子フライ級(-50.8kg)初代女王の座を獲得
8月から始まったKROSS×OVER PRO-KICK 女子フライ級(-50.8kg)初代王座決定トーナメントの1回戦で、登島は足立麻衣子を相手に一方的な展開の後、1RKOで勝利を挙げ圧倒的な決定力の差を見せつけると、準決勝では足立と同門である荻原愛にも壮絶な打撃戦で打ち勝ち決勝戦に進出して来た。
一方、本田は本来は本トーナメントにエントリーをしていなかったが、欠場者が出たためデビュー戦ながら急遽参戦すると、いきなり優勝候補筆頭である片岡真秀を破り、関係者を驚かせた。そして続く準決勝では、登島と同門であり、アマチュア時代に黒星を喫している小笠原綾子を多彩な攻撃で翻弄し、決勝戦へと駒を進めた。
1R、細かいローから入る本田は、右ストレートを先に当て登島をグラつかせる。小柄な登島は正面に立つと分が悪いか。それでもラウンド終盤には登島の右ストレートから返しの左フックが本田の顔を捕える。
2R、どっしりした構えから右ストレート、そして左の膝蹴りを本田は放って行く。登島は身体ごとぶつけるような右ストレートで応戦。しかし本田は距離感を読みクリーンヒットを許さない。登島も打ち終わりに攻撃を返し、ハイレベルな攻防が展開される。
3R、自信を持って前に出る本田は左右のパンチから膝蹴りで登島を追い込む。登島は必死に攻撃を繰り出していくが、段々とバランスを崩し転倒をする場面が増えてくる。そのまま最終回が終了し、ジャッジはヒット数で上回っている本田を支持。
デビュー戦から非凡な才能を見せつけると、そのまま完成度を増しながら優勝し、KROSS×OVER PRO-KICKフライ級女王となった本田は初タイトルに涙した。今後女子格闘技界を引っ張っていくであろう、ニューチャンピオンの本田ななかに期待だ。
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