【ONE】“タイの神童”タワンチャイがV2成功!激闘の末にスーパーボンを撃破
12月22日(金)タイ・バンコクのルンピニースタジアムにて開催された格闘技イベント『ONE Friday Fight 46』のフェザー級ムエタイ世界タイトルマッチにて、同級王者タワンチャイ・PK・センチャイ(24=タイ)がスーパーボン・シンハ・マウイン(33=タイ)に判定3-0で勝利し、2度目の防衛に成功した。
【フォト】フェザー級ムエタイ頂上決戦、タワンチャイvsスーパーボンが激闘!
タワンチャイは“タイの神童”と呼ばれる存在で、昨年9月にペットモラコットに勝利し、ONEムエタイ世界フェザー級王座を戴冠。その後もユスポス、キリア、ナタウットを撃破するなど、現在6連勝と波に乗っている。
対するスーパーボンはブアカーオの弟子で元フェザー級キック王者。王座陥落も前戦となる今年6月にタイフン・オズカンをKOで下し見事再起を果たした。
1R、タワンチャイがジワジワと距離を詰めながら、ロー、前蹴り、左ミドル、横蹴りを軸にリズムを作り、飛び込み縦ヒジをヒット。スーパーボンは返すも後手に回る印象。
2R、カウンター狙いのスーパーボン。タワンチャイのスピーディな攻撃に受けの場面が多いが、徐々にミドル、ワンツー、ハイキックなど返していく。
3R、前に出てくるスーパーボン。ワンツー、ハイキックをタワンチャイ にヒット。しかし、タワンチャイもロー、ミドルを返す。中間距離ではミドル、近距離ではヒジを出し合う激闘に会場は大盛り上がり。
4R、真っ向勝負の両者。共にミドル、ヒジ、ストレートをクリーンヒットさせるが、お互い不適な笑みを浮かべる。残り30秒、スーパーボンがタワンチャイの蹴り足をキャッチするも、逆にタワンチャイのパンチ連打を浴び、バランスを崩しマットに転がる場面も。
最終5R、疲労が見える両者だが、共にフルスイングのミドルとパンチ。タワンチャイが前蹴りと横蹴りをタイミングよく放ちながら、スーパボンにリズムを作らせない。
ムエタイフェザー頂上決戦は判定3-0でタワンチャイに軍配。タワンチャイが2度目の防衛に成功した。
『ONE Friday Fight 46』
12月22日(金)タイ・バンコク ルンピニースタジアム
▼フェザー級ムエタイ世界タイトルマッチ
○タワンチャイ・PK・センチャイ(タイ/王者)
判定3-0
●スーパーボン・シンハ・マウイン(タイ/挑戦者)
※タワンチャイが2度目の防衛に成功
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