【ONE】本田良介、無敗ウズベキ選手に悔しいTKO負け、怒涛ラッシュにレフェリーストップ

2024/03/08（金）UP
（最終更新：2024/03/08 22:54）

　3月8日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された格闘技イベント『ONE Friday Fights 54』のストロー級MMAマッチにて、本田良介（32=タイガームエタイ）がサンジャル・ザキロフ（20=ウズベキスタン）に2回TKO負け、期待された連勝はならなかった。

【動画】本田を襲う、強烈なヒザ蹴り、パンチラッシュ！

　本田は22年のDEEPフライ級グランプリで越智晴雄、松場貴志、伊藤裕樹ら強豪勢を撃破。昨年5月の決勝で福田龍彌に判定で敗れたものの、準優勝に輝いた。「タイガームエタイジム」に所属し、昨年12月にONEルンピニーデビュー。フリピン強豪デイブ・バンギギに判定勝利を飾った。

　対するザキロフは昨年8月にONEルンピニー初参戦し、本田と戦ったバンギギにTKO勝利。同11月にはザユンディン・スレイマノフを撃破し2連勝を飾っている。キャリア9戦全勝の無敗の選手だ。

　1R、強い圧力で前進するザキロフ、後手に回る本田をリフトアップからマットに叩きつける様にテイクダウンを奪う。本田は序盤からのザキロフの突進に苦戦。中盤、ザキロフが本田をコーナーに押し込み、強烈なヒジをクリーンヒット。一方的に攻め続けられる本田、終盤にはバックチョークを狙われる場面も辛うじて凌ぐ。

　2R、ザキロフがハイキックからタックル、テイクダウンを奪い、長身を活かしガードの上からパウンドを落とす。スクランブルら立ち上がる本田だが、ザキロフのパンチ連打＆テイクダウンの攻めに、なかなか自分の戦いができない。
　後半、ザキロフの首相撲からのヒザ蹴り連打を被弾する本田。怒涛のパンチラッシュに何とか耐える本田だったが、防戦一方の姿にレフェリーが試合をストップした。

　2R3分35秒、ザキロフがTKO勝利。本田の連勝はならなかった。

『ONE Friday Fights 54』
3月8日 タイ・バンコク ルンピニースタジアム
▼ストロー級MMAマッチ
●本田良介（タイガームエタイ）
TKO　2R3分35秒　※パンチ連打
○サンジャル・ザキロフ（ウズベキスタン）

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