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【GLORY】原口健飛、3度目の挑戦も悔しい敗戦、絶対王者ペットパノムルンの牙城を崩せず

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2024/07/21(日)UP

原口の王座戴冠ならず、3度目の挑戦も、ペットパノムルンに敗戦©️GLORY

 7月20日(土)オランダ・ロッテルダムのトップスポーツセントラムで開催された格闘技イベント『GLORY 93』のフェザー級タイトルマッチにて、原口健飛(26=FASCINATE FIGHT TEAM)が王者ペットパノムルン・キャットムーカオ(29=タイ)に挑戦したが、判定5-0(50-46×2、49-45×3)で敗れた。
 両者は過去に2度、RISEで21年と22年に対戦しており、どちらもペットパノムルンが判定勝利を収めている。今回は原口がGLORYへ乗り込む形だった。

【動画】原口、ペットパノムルンの怒涛ラッシュに苦戦

 原口は昨年3月、ジェレミー・モンテーリョに勝利しISKA世界ライトウェルター級王座を戴冠。同7月はアンバー・ボイナザロフを初回KO、そして同12月はエイブラハム・ヴィダレスにもKO勝利と3連続KO勝利で勢いに乗る。

 対するペットパノムルンはムエタイ強豪で、前述の通り原口に2度勝利している。16年から参戦しているGLORYでは、18年にフェザー級王座を獲得。以降7度の王座防衛に成功している“絶対王者”だ。

 1R、序盤から距離を詰めてローを蹴り合う両者、ペットパノムルンの圧力に原口が下がりながら応戦する展開だが、手数では原口が上。終盤、原口がバックスピンキックを放つ。オープンスコアでは、3名がペッチ、2名が原口を支持。

 2R、一気に距離を詰めて接近戦を仕掛けるペットパノムルン。組んでヒザ蹴り、離れると強引にパンチを連打。この流れで原口をコーナーに押し込み、パンチを乱打する場面も。原口は効いている様子。オープンスコアでは、5名全員が10-9でペットパノムルンを支持。

 3Rもペットパノムルンのヒザ蹴りに原口は苦戦。ペットパノムルンの強烈なヒザ蹴りに原口の身体がくの字に。ペットパノムルンは前進、原口はカウンターを狙いたいも防戦一方で手が出ない。このラウンドも5名全員が10-9でペットパノムルンを支持。

 4Rもペットパノムルンもラウンド。左ミドル、ロー、ヒザ蹴りで原口にダメージを与える。原口もローやカウンターのフックで対抗するもペットパノムルンの前進を止めることができない。

 5R、完全にポイントアウトされた原口。逆転するには倒すしかないが、ペットパノムルンは前蹴り、左ミドルを強振、原口が距離を詰めると組みつき、原口に大きなチャンスを作らせない。

 全ラウンドを通しての公式打撃数では、パンチは原口、蹴りではペットパノムルンが多く当てたが、ヒザ蹴りはペットパノムルンが圧倒した形となった。

 判定5-0(50-46×2、49-45×3)でペットパノムルンが勝利、8度目の防衛に成功。原口は3度ペットパノムルンに挑戦したが、その牙城を崩すことはできなかった。

『GLORY 93』
▼フェザー級タイトルマッチ
○ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/王者)
判定5-0 ※50-46×2、49-45×3
●原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/挑戦者)
ペットパノムルンが防衛に成功

▶︎次ページは【動画】原口、ペットパノムルンの怒涛ラッシュに苦戦

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