東京五輪金クルスが衝撃KO勝利!ダウンの相手が走ってコーナーに激突する“異常事態”
8月3日(土)米国ロサンゼルスで開催されたプロボクシング『クロフォードvsマドリモフ』のアンダーカード[ライト級10回戦]では、東京五輪金のアンディ・クルス(28=キューバ)が、圧巻の連打で7R TKO勝利。
相手はファイティングポーズを構えようとするも、なぜか突然コーナーサイドまでダッシュすると激突、即座にレフリーが試合を止めた。
【フォト&動画】まるで夢遊病者のようにダッシュし激突!異常な様子にレフリーストップ
クルスは世界選手権を3度制し、東京五輪では決勝でキーショーン・デービスを破り、ライト級金メダル。
その後キューバから亡命し、マッチルームと契約、現在はIBF世界ウェルター級王者ジャロン・エニスと共に練習を行う。
23年7月にプロデビューすると、いきなりIBFインターナショナルライト級王座を判定完勝で獲得した。戦績は3勝無敗(1KO)。
今回の相手はメキシコのベテラン、アントニオ・モランで、戦績は30勝(21KO)7敗1分。
クルスはIBFインター王座のV3戦となる。
試合は相手のジャブに合わせ、クルスが右カウンターを合わせる展開。しかし4R、クルスは相手の痛烈な左フックを受け、よろめいてしまう。
プロ初と言ってよいピンチも、クルスはボディ攻撃で挽回し、7Rになるとギアを上げ、既に足元おぼつかない相手を連打、強烈な右オーバーハンドでスタンディングダウンを奪った。
相手はよろめきながらも構えようとするが、突如、平衡感覚を失ったのか反対側のコーナーへ駆けるようによろめくとコーナーに激突!即座にレフリーがストップした。
この相手は、19年に現在のWBC世界スーパーライト級休養王者デヴィン・ヘイニーが、ライト級時に、7R2分32秒でKOしている。
クルスは試合前、そのヘイニーを意識していたが、自身は7R 2分59秒でKOし「任務は達成された」と満足気にコメントした。
リングサイドには、現WBC世界ライト級王者シャクール・スティーブンソンが座っており、クルスはシャクールに身振りで対戦要求。
シャクールはクルスを称えつつも「まだ超トップレベルとは言えないが、間違いなく近くそこへ到達するだろう」とアンサーした。
クルスが近々、激戦のライト級トップ戦線に食い込んでくるのは間違いないだろう。
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