【ROAD TO UFC】パンクラス王者・透暉鷹、判定負けで決勝進出ならず、中国ジェライスーの老獪テクニックに苦戦
8月24日(日本時間)に米国ラスベガスにて開催された『ROAD TO UFC シーズン3 エピソード5・6』の男子バンタム級準決勝にて、パンクラス王者の中西透暉鷹(28=透暉鷹/ISHITSUNA MMA)がバーエゴン・ジェライスー(28=中国)に判定3-0(三者ともに29-28)で敗北。期待された決勝進出はならなかった。
透暉鷹はパンクラスのフェザー級とバンタム級の2階級制覇王者。22年7月に亀井晨佑に一本勝ちでフェザー級王座を獲得も王座を返上。昨年12月にバンタム級王座決定戦で河村泰博から一本勝ちを奪い、バンタム級王者に輝いた。今年5月の1回戦で韓国キム・キュサンを判定で下し7連勝中だ。
対するジェライスーは、WLFやUAE Warriorsなどで活躍する強豪。キャリア17勝で13フィニッシュ(4KO・9一本)と高い決定力を誇り、今年5月の1回戦は一本勝ちを収めた。
1R、開始すぐにジェライスーの右がヒット! フラッシュダウンの透暉鷹、ジェライスーがケージに押し込みバックテイクするも、透暉鷹がすぐに正対しトップを奪取、上からパウンドを落とす。終盤、スクランブル攻防の中で透暉鷹がバックテイク。チョークを狙いながらパンチを当てる。
2R、前半は透暉鷹がパンチ連打で圧力をかけ、ダブルレッグでテイクダウンを奪うなど攻勢。しかし足を止めて打ち合いになるとジェライスーのパンチを被弾。ジェライスーは透暉鷹をケージに押し込み、ヒザ蹴り、ヒジをコツコツと入れ続け削る。
3Rもジェライスーが透暉鷹をケージに押し込み、時間をかけながらコツコツと削る“コントロールタイム狙い”の戦い。展開を作ろうとする透暉鷹のタックルをがぶり、ジェライスーがチョークを狙うも極まらない。下の透暉鷹がオモプラータを仕掛けるも、ジェライスーは堪える。長いグラウンド展開が膠着状態と判断され、残り1分にスタンド再開も、ジェライスーがすぐにタックルし再びグラウンドへ。大きな動きはなくタイムアップ。
判定は3-0でジェライスーが勝利。透暉鷹に大きなダメージはなかったが、ジェライスーのコントロールタイムの長さが評価されたか。
この結果、バンタム級決勝は、ジェライスーとユ・スヨン(韓国)が激突。スヨンは準決勝でダーエミィスウ・ザウパースー(中国)にスプリット判定勝利を収めた。
WME-IMG
『ROAD TO UFC SEASON3 エピソード5&6』
2024年8月24日(日本時間)米国ラスベガス/UFC APEX
▼男子バンタム級準決勝
●中西透暉鷹(=透暉鷹/ISHITSUNA MMA)
判定0-3 ※三者ともに28-29
○バーエゴン・ジェライスー(中国)
※ジェライスーが決勝進出
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