皮膚が動き骨が見える！”判定負け”の女子ファイター「レフェリーはなぜ止めなかった」非難轟々＝UFC

2024/09/16（月）UP
（最終更新：2024/09/16 09:12）

　9月15日（日・日本時間）米・ネバダ州ラスベガス Sphereで開催された『UFC 306』の女子バンタム級（5分3R）で、敗者の選手の、あまりに凄惨な顔面カットが話題となっている。
　判定負けしたアイリーン・アルダナ（36=メキシコ）の額は皮膚が大きく崩れるほど開き、他にも目の上や鼻がカットし大流血。
　SNSでは「UFC史上最悪のカット」の声も多く、判定まで試合を続行させたレフェリーには「なぜ止めなかった」と批判が沸き起こっている。

【フォト・動画】閲覧注意！彼女の試合前の顔と、試合直後「UFC史上最悪」の凄惨すぎる顔面

　アルダナは16年からUFCに参戦するベテランファイター。試合前は女子バンタム級5位にランクインしていた。
　相手はノーマ・デュモン（33=ブラジル）で、女子フェザー級で活躍していたが階級を下げ、現在4連勝中。

　試合は序盤から激しい殴り合いが続いたが、2Rに偶然のバッティングでアルダナの右目上の額が大きくカット。3Rに臨む前のカットマンの努力も虚しく、傷口は開き血は流れ、相手も執拗に傷口を狙い続けた。
　解説者は「まるでスロットマシーンのようなひどい切り傷だよ…」と中継し、会場では動揺の声が響く。しかし試合は続行、アルダナは流れ落ちる血をぬぐいながらも前進し、顔面が文字通り”真っ赤”になりながらも戦い続けた。

　判定は3-0で相手デュモンの勝利。
　傷口は大きく開き骨まで見え、医師が触ると額の肉が動く。ショッキングなアルダナの顔面写真、映像がSNSで拡散されると「彼女は斧で殴られたのか？」「肉ひき機にかけたようだ」「頭蓋骨が見えた！」「彼女は本当に誇り高き戦士だよ」と悲鳴や驚嘆で溢れた。
　試合をストップさせず、判定まで持ち込ませたレフェリーに「ハーブ・ディーンを解雇しろ。この男は本当のバカ野郎だ」と批判も殺到だ。

　アルダナは試合後すぐに縫合を受け、数えきれないほどの針で修復された。海外メディアの多くは、おそらく整形手術が必要になるだろうと伝えている。

　アルダナはSNSで「私は大丈夫…もう回復し、次の準備が出来ているわ」と綴っている。

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