えっ、これが男性!?美しきムエタイ戦士が話題、あのパリンヤーがプロモート
10月6日(日・現地時間)タイ国ルンピニースタジアムで開催された格闘イベント『FCC』の[ムエタイ フェザー級戦]では、美人レディボーイ(トランスジェンダー女性、または女性の立ち振る舞いをする男性)として人気のペッチョンプー(タイ)が参戦。
カンボジアの男子クンクメール戦士に勝利し喜び、踊る姿がキュートだと話題になっている。
伝統ルンピニースタジアムのリングに、レディボーイが継続的に参戦するのは彼女が初とも言われており、かつて”ニューハーフ”ムエタイ戦士として名を馳せた、パリンヤーがプロモートし実現した。
【フォト・動画】えっ、これが男性!?美しきムエタイ戦士の写真の数々
ペッチョンプーは美人ティックトッカーとしても人気のムエタイ戦士。SNSには”LGBTQ”と表記しているがトランスジェンダー女性(自己認識が女性)かどうかは確定ではない。
8月にはパリンヤーがプロモートする『ビューティフル・ボクサー・ムエタイ』という興行企画で、伝統を重んじるムエタイ殿堂ルンピニースタジアムに、レディボーイとして女子姿のままリングに上がり、男子選手を相手に飛びヒザでダウンも奪い、判定勝利を納めている。
今回の興行もその続編で、相手はカンボジアのクンクメール戦士ボウトン。女性らしい身体つきで細身のパリンヤーに比べると、背は低いながら筋肉質のファイターだ。
試合では、相手が突貫しパワフルなパンチを振ると、ペッチョンプーは長い手足を生かし、ミドルキック、組んでは多彩なヒザ蹴りを次々と入れる。
蹴りのヒットが評価されたか、判定でペッチョンプーが勝利した。
勝利宣言がされると、ペッチョンプーは飛び上がって喜び、勝利のダンス。リングサイドに応援に駆けつけていたレディボーイ仲間たちも大喜びだ。
彼女をルンピニースタジアムに参戦させた功労者であるパリンヤーは、90年代からトランスジェンダーボクサーとして活躍。日本でもシュートボクシングや井上京子との異種格闘技戦などで名を馳せていた。
そのパリンヤーも、リングサイドで佇み、感慨深げに拍手する。
タイの格式あるルンピニー、ラジャダムナン等では長らく上半身裸で戦うことしか許されておらず、女性やレディボーイの試合は不可。パリンヤー自身ルンピニーで試合を行ったが、当時は上半身裸で闘っていた。
ラジャでは有名レディボーイ「ノン・ローズ」が継続参戦していたこともあるが、ルンピニーは単発の特例ファイターを覗けば、ほぼ前例は無し。
タイメディアではペッチョンプーが「ルンピニー初のレディボーイ」と書いている所もあり、彼女の師匠でもあるパリンヤーにとっては感無量だろう。
ペッチョンプーはその美貌からもティックトックで人気を博している。新時代のファイター、門戸を広げたルンピニームエタイのこれからに期待したい。
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