【RISE】花岡竜が政所仁を降し王座戴冠!テッサが小林愛理奈を退け防衛、宮﨑小雪KOで14連勝
RISEクリエーション『RISE 184』
2024年12月15日(日)東京・後楽園ホール
▼ダブルメインイベント② 第3代RISEスーパーフライ級(-53kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R
●政所仁(魁塾/同級1位、RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級トーナメント優勝)
判定0-3
〇花岡竜(橋本道場/同級3位、KNOCK OUT BLACK初代スーパーフライ級王者)
第2代RISEスーパーフライ級王者・大﨑一貴が「世界王座を獲るため」ベルトを返上。その空位となった王座を政所と花岡が争う。
両者は過去に2度対戦しており、1度目は22年8月、花岡が政所からダウンを奪い、3Rにヒザ蹴りで出血させTKO勝利。しかし再戦となった昨年11月[RISE NEW WARRIORS 準決勝]は、政所が飛びヒザ蹴りと左フックで2度ダウンを奪い豪快KO勝利している。
その後トーナメントを制した政所は、今年6月に大﨑の王座に挑戦も判定負け。花岡はK-1の池田幸司、新鋭・長谷川海翔と2連勝し、今回の決定戦に臨む。
1R、花岡が鋭く前蹴りを飛ばす。これで政所を近づかせず、花岡は足払い、跳びヒザと放つ。前に出て圧力を掛ける政所だが、花岡は足の払いを飛ばし、リングを回って距離を取る。
1Rの採点は3者が10-9で花岡。
2R、花岡は関節蹴りと足払いで政所の前進をけん制。その上でジャブ、左フック、右ストレートと入り際に当てる。追う政所だが、花岡は捕まることなくいなして回る。さばいてこのラウンドを終え、花岡はガッツポーズを作り引き上げる。
2Rの採点も3者10-9で花岡。
3R、リズムに乗りスピードの出てきた花岡はパンチから蹴り、蹴りからパンチと攻撃を繋いで当てる。花岡は左右のローで政所の機先を制し、左フックを強振してきてもダッキングしてかわす。政所は投げを放ってしまい注意を受ける。
3Rも3者10-9で花岡が取る。
4R、花岡は速いフットワークからヒザ、ローキックと自在な攻め。政所の左フックも目先でかわし当てさせない。政所はレフェリーがブレイクした後に攻撃を見舞ってしまい注意を受ける。
5R、前に出て間合いを詰め、左フックを当てる政所だが花岡はその後で横に動きヒットを続けさせない。速いパンチの回転からミドルにつなぎポイントを上げる。強打を振るう政所だが花岡はかわして空を切らせる。逆に右ストレートを当て、足払いして試合を終える。
判定は50-46、50-45、50-45の3-0で花岡。ベルトをものにし新王者となった。
花岡は勝利者マイクで「みんなを泣かそうと思ったんですけど、嬉しくて自分が泣いちゃいました。5Rで完封できたと思うんですけど、目標は大﨑チャンプなので、もっと強くなって大﨑選手と対戦できるように頑張ります。大﨑選手は海外選手にチャレンジするっていうことなので、国内は俺が引っ張っていくので、みんな付いてきてください」と涙ながらに語った。
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