【UFC】元2階級制覇セフード、復帰後まさかの3連敗!中国ヤドンの“アイポーク”で試合続行不可能に
2月23日(日本時間)に米国ワシントン州シアトルで開催された総合格闘技イベント『UFCファイト・ナイト』メインイベントのバンタム級マッチにて、同級7位で元2階級制覇王者のヘンリー・セフード(37=米国)が同級8位のソン・ヤドン(27=中国)がテクニカル判定3-0で敗北。
セフードはヤドンのアイポークを受けて3R終了時に試合続行不可能となり、引退復帰後まさかの3連敗となった。
セフードは北京五輪のレスリング・フリースタイルの55kg級金メダリスト。MMA転向後にUFCに参戦し、フライ級とバンタム級の2階級を制覇した。引退宣言し一時は戦列を離れたが23年5月に復帰。その後はアルジャメイン・スターリング、メラブ・ドバリシビリに連敗した。
対するヤドンは散打やボクシングをベースにする中国強豪。直近の3試合は、リッキー・シモン、クリス・グティエレスに連勝したが、昨年3月の前戦で元王者のピョートル・ヤンに判定負けした。
1R、ジワジワと前に詰めるセフードに対し、どっしりと構え上下を打ち分けながらパンチを当てるヤドン。ヤドンのボディストレートでセフードはタックルに行き辛い。一方のセフードは右カーフキックでダメージを与える。
2R、ヤドンの右カーフが効いたか、セフードがスイッチしながらダメージを逃す場面が。セフードはタックルを織り交ぜながら攻めるが、ヤドンがコツコツとカーフ、右フックを当てていく。1、2R共に手数でヤドンが上回る。
3R、近距離でパンチを打ち合う両者。セフードのジャブがヒットし続け、ヤドンの鼻が腫れ上がるが、ヤドンも打撃のスピードをアップさせ、クリーンヒットを連発。残り1分弱、セフードの左ストレートに合わせ、左手を伸ばしたヤドンだが、手を広げていた状態でこれがアイポークに。試合は再開もラウンド終了。
インターバル中に目が見えないことを訴えるセフード。結局、試合続行不可能の判断で3Rまでのテクニカル判定へ。判定3-0でヤドンが勝利した。セフードは引退から復帰後、3連敗となった。
『UFCファイト・ナイト』
2月23日(日本時間)米国ワシントン州シアトル
▼バンタム級マッチ
●ヘンリー・セフード(米国)
テクニカル判定0-3 3R終了時 ※28-29×2、27-30
○ソン・ヤドン(中国)
▶︎次ページは【動画】アイポークの瞬間!「目が見えない」と叫ぶセフード
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【UFC】元2階級制覇王者セフード、計量で力こぶ盛り上がるマッスルポーズ!中国ヤドンにKO宣言=2.23
・目を見開き失神!“アゴ打ち抜く”一撃KOに会場騒然「年間最優秀KOだ」=UFC
・目を見開き白目で失神!衝撃の一本負けに「悪魔が憑依した様」ファン恐怖=UFC
・元UFC美女ヴァンザント、鍛えて割れた腹筋にファン驚き!ビンタ大会2勝目なるか
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!