元極真ベイノア、“UFC登竜門”でダウン応酬の逆転勝利、最高試合賞もゲット=LFA
5月10日(日本時間)米国カリフォルニア州サンタクルーズで開催された”UFC登竜門”団体『LFA』の[フェザー級戦]で、元極真全日本&RISE王者の“ブラックパンサー”ベイノア(29=AKA)が、3度ダウンを奪われるも倒し返す大激闘で、判定3-0(29-28×3)で勝利。
現在米国名門ジムで練習漬けのベイノアが、見事な北米デビューを果たし、ファンや関係者から「MMAキャリア通して1番の試合内容」との声も多い。
ベイノアは極真会館全日本ウェイト制空手道選手権大会優勝、キックボクシング二冠王と打撃のスペシャリスト。21年にRIZINへ参戦RIZINには21年に参戦し、MMA3勝3敗となっている。
23年からは元UFC絶対王者ハビブ・ヌルマゴメドフらを擁するアメリカン・キックボクシング・アカデミー(AKA)へ修行に単身、渡米。昨年末には極真会館を退会し「総合格闘技に専念する」と語っていた。
MMA戦は昨年6月RIZINジョニー・ケース戦以来となる。LFAはUFCの登竜門的な位置づけで、UFCフライ級王者ブランドン・モレノやケビン・ホランドら多くの選手がLFAからUFCで活躍してきた。
今回の相手コール・ラーレン(米国)は、ベアナックルなどを経験する殺傷力あるストライカーで、MMAは4勝3敗だ。
試合は、ベイノアがパンチから接近のローなど空手の技も混ぜては、ニータップも狙う。しかし相手の左ハイで一度目のダウンを奪われ、立ち上がるも更なる左フックで2度目のダウン。蹴り上げで立ち上がるも、ヒザも効かされ、ピンチの1Rだ。
更に2Rそうそう、相手の飛び込みの左に、ベイノア3度目のダウン!しかし立ち上がってからは、ベイノアはミドル、ロー、後ろ蹴りと得意の蹴り技を駆使。上段前蹴りもヒットさせ、次第に蹴りからのパンチも当たるように。
そして3R、ローからハイと蹴りで詰めるベイノアが、オーバーハンド気味のワンツーをヒット!相手がダウンし、ベイノアはパウンド!打撃で優勢のまま、最後は組みも行った。
判定は2,3Rを獲ったであろうベイノアが勝利。
ベイノアはSNSで「全てのトレーニングは、この瞬間のためだった。あなたがいたから、ベストを出し切れた」とAKAでのハード練習が報われたとし、相手をリスペクト。
この激闘は今大会のファイト・オブ・ザ・ナイト(最高試合)にも選ばれた。
SNSでは「進化見せた」「ここからMMAファイターとして覚醒してくれ」「打撃とレスリングが光る素晴らしい内容」と賞賛の声が並び、RIZINマッチメイカー柏木氏も「MMAキャリア通して1番の試合内容」と称えた。
ベイノアはこのまま躍進しUFCルートなるか。
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