井上尚弥戦を”流血キャンセル”したグッドマン、昨日の試合で2か所カットし流血!「見事な頭突きだった」
5月14日(現地時間)オーストラリア・シドニーで開催されたプロボクシング[スーパー・バンタム級10回戦]では、井上尚弥との試合をカットの負傷でキャンセルしたIBF同級1位サム・グッドマン(豪州)が、セサール・バカ・エスピノサ(メキシコ)に大差の判定3-0(100-90、99-91、99-92)で勝利。
しかしグッドマンは相手のパンチとバッティングで2か所カットし流血。井上戦前にカットしたのは左目上だが、今度は左目下と、右目上にも傷を作ってしまった。
昨年WBOとIBFの同級1位であったグッドマンは、井上尚弥の指名挑戦者として、12月24日に有明アリーナで試合予定だったが、試合10日前に練習で左目上を流血カット。
1月24日に延期となったが、またも同月11日に傷口が開き、試合は流れた。
その後もIBFは、世界ランキングを発表でグッドマン1位を据え置き。世界戦のキャンセルを練習中の負傷による正当なものと認めた形となる。
今回はグッドマンにとって、昨年7月以来約10ヶ月ぶりの試合だ。
相手のエスピノサは23歳で、19勝(12KO)1敗。井上尚弥のフルトン戦前には、スパーリング相手も務めている。
試合はグッドマンがポイント有利のRを重ねる展開となったが8R、接近したエスピノサは、左フックを側頭部に打ち込むと、グッドマンが一瞬グローブを床につけた。しかしこれはスリップ。
エスピノサは更に詰めては鋭いフックを連発するが、グッドマンの右目下が切れて流血。
9Rにはエスピノサの頭が、グッドマンの右目上にぶつかり、試合は一時中断。映像を見ると深そうな傷だ。
その後はグッドマンが足を使ってエスピノサの連打を避けては、打ち終わりに左を入れる展開に。
判定は大差でグッドマン勝利。グッドマンは「今年はカットなしで乗り切ろうと思ったんだけど、それが俺のスタイルじゃないみたいだな」と苦笑。
左目の下のカットについては「くそっ、あれは見事なパンチだったよ」とパンチでの傷と認めるも、右目上については「くそっ、あれは見事な頭突きだったよ」とコメントした。
更に「今回は戻ってきて、世界タイトルへの道を再び歩み出すための試合だった」と、再びタイトル戦線に名乗りを上げんとする。
グッドマンは今回の試合でIBF1位の座をキープ、戦績は20勝無敗となった。WBOは2位に落ち、WBCでは3位となっているが、現在井上が持つタイトルにはいずれも射程圏内だ。
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