2025/05/20（火）UP
（最終更新：2025/05/20 12:40）

48歳ノゲイラ、髪も薄く別人姿もボクシングでKO勝利！＠minotourommaより

　5月17日にブラジル・サンパウロで開催された格闘技イベント『Fight Music Show 6』のボクシングマッチにPRDEとUFCで活躍したMMAレジェンドのアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ（ブラジル）が登場。48歳で髪も薄く別人姿も剛腕パンチは健在。相手を失神させるKO勝利を飾った。

【フォト＆動画】ノゲイラの髪も薄くヒゲ面の顔！失神KOシーンも

　ホジェリオ・ノゲイラは双子の兄アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと共に2000年始めにPRIDEに参戦し、MMAの黎明期を築いたレジェンド。PRIDEでは桜庭和志や高坂剛らと激闘の日本のファンを魅了し、その後UFCに参戦。20年7月に長年のライバル、マウリシオ・ショーグンとの試合を最後にMMAから引退した。

　そのノゲイラが今回、ブラジルの人気インフルエンサーのファビオ・タダラフェラスとエキシビションボクシングで対戦。タダラフェラスはインスタグラムフォロワー数135万人のボディービルダーだ。

　ムキムキマッスルボディで32歳のタダラフェラスに対し、レジェンドとは言え髪も薄くなった48歳のノゲイラ。タダラフェラス勝利を予想する声もあったが、試合は1Rからノゲイラのペース。力まかせに両拳を振り回すタダラフェラスに対し、ノゲイラはしっかりとガード。ノゲイラの左ストレートをもらったタダラフェラスが大きくグラつく場面もあった。

　2R、飛び込んできたタダラフェラスにノゲイラが右フックから左フックの連携でダウンを奪うと、足を止めての近距離の打ち合い、ノゲイラの左フックが炸裂！　アゴを打ち抜かれたタダラフェラスは失神し、大の字ダウン。フェレリーがすぐに試合を止めた。

　柔術黒帯の寝技師のイメージが強いノゲイラだが、PRIDE参戦時代の2006ー07年に、アマチュアボクシングのブラジル選手権と南米選手権優勝の実績を持っており、MMA引退後もボクシングでの復帰を口にしていた。これでエキシビションボクシング2戦全勝のノゲイラ、次戦も期待だ。

▶︎次ページは【フォト＆動画】ノゲイラの髪も薄くヒゲ面の顔！失神KOシーンも