「新マイク・タイソンだ!」ヘビー級新星が瞬殺KO勝利、相手の元王者が何も出来ず崩れる「こいつがウシクを倒す」フューリーも太鼓判
8月17日(日本時間)サウジアラビア・リヤドで行われた[WBOインターコンチネンタル・ヘビー級タイトルマッチ]では、王者で13戦全勝(11KO)のモーゼス・イタウマ(20=英)が、元WBC世界ヘビー級暫定王者ディリアン・ホワイト(37=英)に、ヘビー級離れしたステップ、スピードパンチで、一方的に殴って1R KO勝利した。
【フォト&動画】タイソンばりの”キレキレ”パンチでKO!相手は何も出来ず
イタウマは23年1月にプロデビューすると、13戦無敗(11KO)で、うち1R Koは7度、2RKOが4度と強烈な決定力を持つ。
ヘビー級とは思えぬ軽やかなステップから繰り出される、スピードパンチの連打で「ヘビー級のパッキャオ」「新しいマイク・タイソン」とも呼ばれ、期待大の超新星だ。
今回の相手は、イタウマにとってプロ最強の敵。
元暫定王者のホワイトは31勝(21KO)3敗の戦績を持ち、その3敗もアンソニー・ジョシュア、アレクサンダー・ポベトキン、タイソン・フューリーと名だたる世界王者たちとのもの。うちポベトキンにはKO勝利でリベンジしている。
試合は、サウスポーのイタウマが、ホワイトのジャブを慎重にバックステップで避けると、左右フックからの右でホワイトを早くもグラつかせる。
明らかにダメージの見えるホワイトに、イタウマは前後のステップを駆使しながらコンビネーションを次々叩き込む。ホワイトはガードし防戦一方だ。
イタウマの左アッパーでホワイトがロープで腰を落とすと、容赦ない連打、右フックでホワイトが前のめりにダウンした。ホワイトは立ち上がろうとするも、ヒザがガクガク。レフェリーが試合を止めた。
リング誌の記録によると、ホワイトが当てたパンチは、わずかジャブ2発のみ。後はイタウマのパワーパンチにグロッキー状態、まさに手も足も出ない状態だった。
この金星とパフォーマンスに、同誌では、リヤドシーズン主催のトゥルキ・アラルシク氏は「彼が次に(統一王者)オレクサンドル・ウシクに挑戦するのを見たい」と、ウシクとの対戦を熱望した。
この提案にファンは「あと2、3試合だけ彼に経験させてあげて」と若干時期尚早との声もあるが、「こいつならウシクに勝てる」「ウシクを倒せるならこいつしかいない」、試合はほとんどが1、2Rの短期決戦のため「スタミナさえつければ勝負論ある」とウシクにも対抗しうるとの声も多い。
タイソン・フューリーもSNSで「こいつはウシクを倒す。この階級の全てのベテランを叩きのめすだろう」と語っている。
イタウマも試合後インタビューで「チャンスがもらえるなら、喜んで戦う」とウシクへの挑戦を希望する。イタウマは現在WBO1位、WBA2位につけ、IBFやWBCでもランキング入りしている。
もっともウシクは現在、WBOから暫定王者ジョセフ・パーカーとの対戦指令が出ており、WBC暫定王者アジト・カバエルとの対戦も見込まれている。
イタウマのプロモーションも、次戦はWBOインターナショナル王者フィリップ・フルゴビッチや、元WBO世界ヘビー級暫定王者チャン・ジーレイ、また米国ジャーメイン・フランクリンらの名を挙げており、ウシク戦まで2戦は挟む意向のようだ。
38歳のウシクは引退が近いことをほのめかしており、7月のデュボア戦後には1、2試合のみ戦うとほのめかしていた。果たしてウシクvsイタウマは実現するのか。
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