井上尚弥が狙うフェザー級で、“すれ違いざま”一撃KO!衝撃の新王者誕生
8月9日(日本時間)、リビアで行われたプロボクシング[WBA世界フェザー級暫定王座決定戦]では、14戦無敗の同級1位ミルコ・クエジョ(24=アルゼンチン)が、2Rに“すれ違いざま”の見事な左ボディで悶絶KO勝利。
井上尚弥が来春以降に転向予定のフェザー級で、圧倒的な強さを見せつけ、新王者となった。
【フォト&動画】すれ違いざまの一撃!斬るような左ボディで相手は悶絶
WBAフェザー級でトップコンテンダーのクエジョは、王者ニック・ボールへの指名挑戦権を保持していたが、試合が組まれないまま、今回の暫定王座戦に臨むこととなった。
なお、ボールは今月16日、Sバンタム級から階級を上げたばかりのサム・グッドマンと防衛戦を行う。
WBAでは階級下のバンタム級でも、休養王者の堤聖也、正規王者アントニオ・バルガスに加え、6月にはノニト・ドネアが暫定王者となるなど、王座乱立が目立っている。
クエジョは東京五輪出場経験を持つプロスペクトで、プロ戦績は14戦全勝(11KO)。
対する同級15位のセルヒオ・リオス(メキシコ)も19戦全勝(7KO)だったが、これまでの対戦相手には負け越し選手が多く、実績面では差があった。
試合はクエジョがサウスポーのリオスにスピードで優位に立ち、1Rには鋭い右ストレートで先制のダウンを奪う。
2Rも右をヒットし続けると、いきなりの左で再びダウンを奪取。立ち上がったリオスに対し、クエジョは走り込みざまに強烈な左ボディを叩き込み、相手はくの字に倒れ込み立ち上がれず。圧巻のテンカウントKOとなった。
クエジョはリング誌のインタビューで「ニック・ボールを追いかけたい」と語り、正規王者ボールの首を狙う意欲を示したうえで、「他のどのチャンピオンでも、僕と戦いたい者がいれば相手になる」と、激戦区フェザー級での王者狩りを宣言した。
現在Sバンタム級統一王者の井上尚弥は、9月にWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフと対戦予定。年末にはWBC同級1位アラン・ピカソ、さらに来春には中谷潤人との決戦が見込まれている。
全ての挑戦者を退けたのちにはフェザー級転向が確実視されており、井上はボールとの年末対決案も浮上していた。Sバンタム級に劣らず強豪が揃うフェザー級戦線に、クエジョという新たな強豪が名を連ねた。
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