【ジャパンキック】王者・政斗がダウンと流血から逆転、初防衛して引退へ！リング上でプロポーズも

2025/09/17（水）UP
（最終更新：2025/09/18 14:57）

ジャパンキックボクシング協会
『KICK Insist 24』
2025年9月15日（月）東京・新宿FACE
写真提供：和PHOTOGRAPH

▼メインイベント第8試合　ジャパンキック ウェルター級タイトルマッチ 3分5R
〇政斗（治政館ジム/ジャパンキック ウェルター級王者）
判定3-0　※48-45、48-46×2
●細見直生（KICKBOX/挑戦者、同級2位）

　ジャパンキック ウェルター級王者・政斗は今回が初防衛戦。対する挑戦者の細見直生は、デビューから4戦4勝の無敗でタイトル挑戦となった。

　1R開始から試合が動き、お互い蹴り合いの後、パンチの応酬から細見が右ストレートで先制のダウンを奪い、一気にヒートアップ。パンチの強打を繰り出す細見に肘と膝で削りにいく政斗。

　2Rに入ると、パンチと左縦肘で攻める細見に政斗が出血しながらもパンチ、肘、組んでからの膝で攻める展開で、このラウンドは政斗が取り返した。

　3Rに入り、政斗が左ミドルを繰り出す。リズムを掴むと組んでからの膝などもあり、細見の消耗が見え始める。

　4Rになると細見が左ジャブ、縦肘で攻めるが、政斗が組んでからの膝、肘で攻め、左ミドルで細見の右の強打を封じる。

　5Rになると細見の出血でドクターチェックが入るも、再開し終了のゴングがなるまでの打撃戦となった。

　王者・政斗が1Rにダウンを奪われる展開になるも、2R以降は盛り返して初防衛に成功。試合後にはリング上で関係者に感謝の言葉を伝えると、この試合で引退することを発表した。また、10月に結婚するフィアンセにリング上でプロポーズするなど、最高の締めくくりとなった。

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