ジャロン・エニスがまたまたKO!相手の足はガクガクに「クロフォードとやってほしい」
10月12日、米国で行われたプロボクシング[WBA世界Sウェルター級暫定王座決定戦]では、前IBF&WBAウェルター級王者ジャロン・エニス(28=米)が、僅か1R 1分58秒KO勝利。強打で2度のダウンを奪うと、最後は猛連打でレフェリーが止めた。圧倒的なKOに、ネットは「化け物の強さ」「引くほど強い」と騒然だ。
エニスはゴールデングローブ金&銀の経験を持つ天才。プロデビューすると、強打とスピードでKOの山を築き、IBF&WBAウェルター級の2団体統一を成し遂げた。
戦績は35勝(31KO)1NCで、KO率は88%。
今回は、Sウェルター級に階級アップしての初戦だ。相手はIBO同級王者ウイスマ・リマ(ルアンダ/アンゴラ)。米国での知名度は無いが、無敗の相手に3連勝しIBO王座を防衛している。戦績は13勝(9KO)1敗。
試合はエニスがカウンターを狙う展開から、サウスポーに切り替えると右手のアッパーを効かせる。これが決め手となり、左からの右を打ち込むと相手はダウンした。
相手はグラつきながらも起きるも、エニスは猛烈な連打からの右で2度目のダウンを奪う。この猛攻ぶりに会場は大盛り上がりだ。
なんとか立った相手だが、エニスが猛然とコーナーに追い詰め、圧巻の連打でボディ、アゴへと入れてゆく。相手の脚はガクガク!レフェリーが止めるとほぼ同時に、タオルも投げられた。
階級アップ初戦での、僅か1R118秒の勝利に、ネットでは「これほどまでとは…」とエニスの”化け物ぶり”に驚嘆の声が並ぶ。
その中でも、今年9月にSミドル級4団体王者となり、その前にはSウェルター級で王者だった”PFP1位”テレンス・クロフォードとの試合が見たいという声が目立った。
しかしクロフォードは次戦から、ミドル級での王座奪取を目指しているという話もあり、Sウェルター級には戻らないとの見方が強い。
ファンからは「(エニスは)Sウェルターの(正規)王座を獲ったら、ミドル級に上げ、クロフォードと戦って!間に合わない」とクロフォードの引退前に、”夢の対決”に間に合ってほしいとの声が上がっている。
エニスが暫定王者となったWBAには、アバス・バロウが在位しているが、WBO王者ザンダー・ザヤスと統一戦が見込まれており、エニスとの王座統一は先になりそうだ。
エニス自身は「次はバージル・オルティスと戦いたい」と、無敗のWBC暫定王者との対決を希望する。
オルティス戦が叶わなければ「154ポンドは俺のもの、誰とでも戦う」とし、WBC王者セバスチャン・フンドラ、IBF王者バクラム・ムルタザリエフ、そしてザヤスと、強豪ズラリのSウェルター級世界王者たちの名を次々と出した。
”天才”エニスには今後、多くのビッグマッチが期待される。
▶次のページは【フォト・動画】猛連打で相手の脚はガクガク!タオルが舞う
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