これは悲惨!100回目の負けが豪快KO、来月はさすがに休場か…“週イチ”ペースの参戦
10月25日、英国ロンドンで行われたプロボクシング[スーパーバンタム級4回戦]では、今回が101戦目となる1勝99敗のジェイク・ポラード(33=英国)が、デビュー戦の相手に2R KO負けを喫した。大きく吹き飛ばされて倒れると、レフェリーは10カウントを待たずに試合を止めた。ポラードはこれで、驚きの51連敗となった。
【フォト&動画】強打で吹き飛ばされるKO負け! これで100敗目
ポラードは18年10月にデビューし、なんと49連敗。23年7月に当時0勝3敗の相手に判定勝利を挙げた。しかし、その相手には2か月後の9月に判定で敗れ、リベンジを許している。
以後は白星がなく、50連敗のまま今回の試合を迎えた。
ポラードのようなボクサーは、英国では「ジャーニーマン」と呼ばれ、伸び盛りの有望株に“実戦経験”を与える役回りである。短いラウンドの試合を全国で引き受けるため、試合数が極端に多くなる。ポラード自身も「デビュー戦の相手、勝ち星を積みたい有望株の相手として全国どこでも受ける」と語っている。
近年はさらにハイペースとなり、25年は今回の試合で17試合目、10月だけでなんと4戦目と“週イチ”ペースで出場している。英国ルール(BBBoC管轄)では前回試合から6日間は試合不可であり、まさにギリギリのスケジュールである。
ポラードはインタビューで「ボクシングは仕事、収入源」と明言。また「好きだから続けられる」とし、自分は「新人や連勝中の選手が本当にパンチに耐えられるか、相手をテストする役目」だと割り切る。
さらに「減量・体重管理は常にできている」として計量ミスはゼロ。試合では「被弾をコントロールして大きなダメージを避ける」と述べ、防御に優れ、KO負けなどのメディカル・サスペンドを避けるスタイルだという。実際、この試合前までの99敗のうち、KO負けは5のみである。
今回の相手は1勝(1KO)のハッサン・イシャク(英国)。試合では、ポラードはガードを高く上げ、時折ジャブをつく程度でほぼ攻撃せず。2Rに入ると相手の強烈な右フックで何度も吹き飛ばされ、次第によろよろに。最後は右アッパーでロープまで弾かれ、力なくダウン。レフェリーは10カウントを待たずに試合を終了させた。
海外掲示板でも話題となり、「こんな選手がいたのか」「彼のドキュメンタリーを作れ」「待てよ、彼に負けた相手の気持ちを考えてみろ」と盛り上がっていた。
彼は11月に2試合、12月に1試合を予定していたが、英国では最短でも28日間は出場不可。おそらく11月の予定はキャンセルになるだろう。
ポラードは現在33歳だが、40歳まで続けたい意向である。好きなボクサーはロマチェンコと語っており、その“最高峰”の技術に近づくことで、ダメージを抑えつつ勝ち星も増やしていってほしい。
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