「ウシク、次はお前だ!」ヘビー級”逆転男”、ボコボコKOで二冠達成!20連勝し「時代が変わる」
10月25日、英ロンドンで行われたプロボクシング[ヘビー級12回戦]では、WBA世界同級暫定王者ファビオ・ウォードリー(英)が、WBO世界同級暫定王者ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)に猛烈な乱打で“逆転”の11RKO勝利。勝利したウォードリーは「ウシク、俺こそが正当な挑戦者だ!」と名乗りを上げた。
【フォト&動画】ヘビー級の迫力!”ボコボコ”連打でKOする瞬間
ヘビー級はオレクサンドル・ウシクが4団体統一王者(WBAはスーパー王者)であり、現在は負傷治療中である。そのため、ウォードリーはWBA、パーカーはWBOのそれぞれ暫定王者となっている。パーカーはWBOの挑戦権を持っており、今回の一戦は、その挑戦権も懸けられていた。
ウォードリーは19勝(18KO)1分の無敗という驚異的なKO率を誇る30歳である。無敗の強豪らと激闘の末、次々とKOで下している。特に直近のジャスティス・フニ戦では、ポイントで劣勢ながらも10Rに右の一発で大逆転KOを成し遂げ、強烈な印象を残した。
対するパーカーは元WBO世界ヘビー級王者で、36勝3敗(24KO)の33歳である。18年に王座から陥落後、連敗の時期もあったが、現在は6連勝。直近ではデオンテイ・ワイルダー、チャン・ツィーレイ、マーティン・バコーレと次々に強豪を下し、評価を再び高めている。
試合は序盤から激しい打撃戦となったが、次第にパーカーが右の連打を軸にペースを握った。このままパーカーの逃げ切りかと思われた11R、ウォードリーが強烈な右をヒット。下がるパーカーに左右フック、アッパー、ストレートとあらゆるパンチを叩き込んだ。SNSでは「もうめちゃくちゃなパンチ!」と盛り上がった。
ウォードリーはロープに追い詰めて猛打を浴びせ、手が出なくなったパーカーを見てレフェリーが試合をストップした。
ウォードリーは2つの暫定王座を手に入れ、これで無傷の20連勝(19KO)だ。
ウォードリーはマイクで「言うことはひとつだ、ウシク! ウシク!」と統一王者をコールし、「俺こそがトップで、正当な挑戦者だ。何年も前からの夢だ。アメリカでもどこでも構わない。ベルトを持って来い!」と気炎を上げた。
SNSでは「まさか勝つとは」「また大逆転」「これは熱い」「時代が変わる」と、ヘビー級で頭一つ抜けたウォードリーに期待の声が上がっている。ウシクの前に「(モーゼス・)イタウマとやってほしい」と、若干20歳で現在IBF挑戦者決定戦を控える新星との対戦を望む声もあった。ヘビー級の新時代が、少しずつ押し寄せてきている。
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