”無敗UFC離脱”モカエフ、二段蹴りからの一撃KOで新王者に！「えぐいコンビネーション」＝海外MMA

2025/11/09（日）UP
（最終更新：2025/11/09 12:33）

　11月8日（日本時間）バーレーンで開催されたMMAイベント『BRAVE CF 100』の［フライ級王者決定戦］では、UFCを無敗のままリリースされたムハンマド・モカエフ（英）が2R8秒、パンチ一撃でKO勝利。左の二段蹴りを下ろしながらの左フックで倒し「なんだあのコンビネーションは」と話題になっている。

【フォト＆動画】「こんな動き出来るの？」二段蹴りからのパンチ！KOの瞬間

　モカエフはアマチュア格闘技世界選手権IMMAFを2連覇し、UFCでも7連勝。王座挑戦も近いと思われていたが、24年7月にマネル・ケイプにも勝利した直後、無敗のままリリースされた。
　トラブルメーカーであったことや、非積極的な試合運び、また契約でのトラブルも囁かれているが詳しいことはわかっていない。

　その後、古巣のBRAVE CFで戦い、今回の100回記念興行でのタイトルマッチとなった。
　相手は7勝1敗のジェラルド・バーンズ（アイルランド）。

　試合は1R、モカエフが立ち上がりから手数と多彩な打撃で主導権を握り、終盤はテイクダウンも奪取。

　そして2R、オーソドックスに構えたモカエフが、左前足でボディに前蹴り、そのまま下ろさずハイキック、これを下ろしながらの左フック！
　これで相手が仰向けに倒れ、モカエフが追撃に行く所をレフェリーが止めた。

　動画が拡散されると「流石にこのコンビネーションはえぐい」「どんな体幹とバネ」「なんであの体制から顎撃ち抜けるの」「UFC戻れないならRIZIN来て」と日本人ファンからの驚愕コメントも多くついた。

　”フィニッシュ不足”批判を拭い去る、劇的KO勝利を収めたモカエフ。
　試合後は自らを「世界最高のフライ級」とアピールし、同大会で戴冠したバンタム級王者との王者対決も示唆している。

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