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【UFC】ジャマール・ヒルが打撃で圧倒しライトヘビー級新王者に!敗れたテイシェイラは現役引退を表明

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2023/01/22(日)UP

ヒル(右)がテイシェイラを下し新王者に!©️UFC

WME-IMG
『UFC 283』
1月22日(日本時間)ブラジル・リオデジャネイロ/ジュネス・アリーナ 
▼ライトヘビー級王座決定戦
●グローバー・テイシェイラ(ブラジル)
判定0-3 ※三者ともに44-50
〇ジャマール・ヒル(米国)
※ヒルが新王者に

 ライトヘビー級王座は前王者イリー・プロハースカが肩の負傷による長期欠場でベルトを返上。元王者テイシェイラとヒルによりタイトルマッチが行われることとなった。

 テイシェイラはオールラウンダーながら破壊力ある打撃が武器。21年10月に当時王者のブラホビッチに一本勝ちしベルトを巻いたが、昨年6月の防衛戦でイリー・プロハースカに一本負け。再起戦で王座奪還を目指す。

 対するヒルは破壊力あるパンチを武器に20年からUFCに参戦し、現在は3連続KO勝利。勢いに乗っている。

 1R、サウスポーから右ジャブ、左前蹴りとミドルでテイシェイラをけん制するヒル。テイシェイラがタックルに来ても切って押し戻す。ヒルはオーソドックスに変わって組みに来るテイシェイラにアッパー、右クロスを合わせる。

 2R、ヒルはスイッチを効果的に繰り返し、カーフキック、ハイキックをアッパーを当てる。テイシェイラも左右フックを振るい当て返すが、ヒルも反撃。ここでテイシェイラがタックルでテイクダウンしてグラウンドへ。肩固めを狙い見せ場を作る。

 3R、ヒルのハイキックがヒットしテイシェイラがダウン。ヒルはそこへ拳を振り下ろす。テイシェイラを立たせ、打撃戦ではリーチ差を活かし、テイシェイラのパンチに空を切らせて進行する。

 4R、得意のグラウンドに持ち込もうとするテイシェイラだが、ヒルのディフェンスに阻まれる。ヒルが金網に詰め、左フック、右アッパー、ヒザと連打。しかしテイシェイラは根を上げない。

 5R、組みついたテイシェイラはそこからテイクダウン。パスしてサイドポジションで押さえるが、ハーフに変わってヒルを抑えマウントポジションに。しかしここでヒルがテイシェイラを下にする。残り1分で脱しテイシェイラは立ち上がる。来いと呼び込むテイシェイラだが、ヒルは行かない。

 判定は3者50-44でヒル。新王者としてベルトを腰に巻かれた。

 勝利したヒルは涙にくれ、「ここまで来るまで……何も言えません。人に言われたこと、不可能だと言われたこと、何も信じません。周りの人たちのために戦い続けてきました。それが現実になりました。いろんなことがありました。彼はレンガのように硬い男でした。人生と同じように止まらず戦い続けることをこの試合でもやりました。俺に掛かってくる奴、待ってろよ」と勝利を喜んだ。

 敗れたテイシェイラは「タフネス、スピード、全てにおいて素晴らしい選手だと思いました。自分はここまで健康を考えて戦ってきましたがエネルギーも尽きています。ここで戦えたこと、ショーグンと同じタイミングでグローブを置けることを誇りに思います。もう戦えません。みなさん、前の試合でチャンピオンに物を投げているところを見ました。彼にはやらないでください」と、グローブを置いて引退を宣言し、新王者を祝福した。

▶︎次ページは【フォト】ヒルとテイシェイラの激しい打ち合い!

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