【ONE】元王者・猿田洋祐、復帰戦で判定負け、ダゲスタン強豪にあわや一本と善戦も
2月17日にタイ・バンコクのルンピニー・スタジアムで開催された格闘技イベント『ONE FIGHT NIGHT 19』ストロー級MMAマッチにて、元同級王者の猿田洋祐(36=和術慧舟會HEARTS)が同級5位のマンスール・マラチエフ(32=ロシア)に判定負け。ギロチンチョークであわや一本と善戦したが、フラッシュダウンを奪われるなどスタンド展開で苦しんだ。
【動画】猿田、ギロチンチョークでニアフィニッシュ、マラチエフが苦悶の表情!
猿田は修斗とONEの2団体で世界王座を獲得した日本屈指の軽量級ファイター。しかし、直近の2試合は本来の実力が発揮できず。21年9月にジョシュア・パシオのベルトに挑戦するもKO負け。22年4月の再起戦では元五輪レスラー、グスタボ・バラートに判定負けした。
対するマラチエフはロシア・ダゲスタン共和国出身の強豪。Eagle FCなどで10戦全勝と鳴り物入りでONEに参戦。昨年6月のデビュー戦でジェレミー・ミアドに一本勝ちしたが、同10月に前王者パシオに判定負け、自身初の黒星を喫した。
1R前半、マラチエフがタックルからテイクダウンを狙うが、猿田は耐え凌ぐ。後半はスタンド展開から猿田が片足タックルからマラチエフにマットに腰をつかせるも、マラチエフが対処。終盤、マラチエフの左フックで猿田が尻餅ダウン、マラチエフが得意のダースチョークを仕掛けるが、猿田はゴングに救われる。
2R、猿田は開始すぐに前に出るが、マラチエフのジャブ、左右フックに苦しめられる。マラチエフが強引に組みつき、そのままバックテイク。背後から猿田の顔面にパンチを当てる。一度は立ち上がれた猿田だったが、マラチエフが再びテイクダウン、トップからパウンドを落とすが、ここで猿田が下からギロチンチョーク!マラチエフは苦悶の表情でタップ寸前だったが耐え凌ぐ。
3R、逆転の流れを作った猿田だが、堅実に戦うマラチエフをなかなか崩せない。一進一退の攻防の中、残りわずか、猿田がギロチンチョークも、タイムアップ。
判定は3-0でマラチエフが勝利。猿田は約2年ぶりの復帰戦で善戦も白星を飾ることはできなかった。
『ONE FIGHT NIGHT 19』
2月17日 タイ・バンコク ルンピニー・スタジアム
▼ストロー級MMAマッチ
○マンスール・マラチエフ(ロシア)
判定3-0
●猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)
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