【RISE】中村寛、血染めバトルで劇的KO勝ち!笠原友希に剛腕フック炸裂
RISEクリエーション
『RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA』
2025年6月21日(土)神奈川・横浜BUNTAI
▼セミファイナル(第13試合)RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament準決勝① 3分3R延長1R
〇中村 寛(日本/BK GYM/第8代ライト級王者)
KO 延長R 1分49秒 ※右フック→左ハイキック
●笠原友希(日本/シーザージム/シュートボクシング日本スーパーフェザー級王者)
※本戦判定は29-30、29-29×2
中村は野性味あふれるスタイル、その強打から”人獣”と呼ばれる。過去には、大雅やレオナ・ペタスに勝利を収めており、23年4月には直樹を下して王座を戴冠。今年3月の初戦では、チャンヒョン・リーにリベンジを果たしている。
対する笠原は、過去には那須川天心と戦うなど、数々の強豪選手と若くしてしのぎを削ってきた。21年にはSB 2階級制覇を達成し、22年6月には当時のKrush王者・中島千博にも勝利するなど活躍。3月の初戦は、パヌワット・TGTをKOして実力を見せつけた。
1R、お互いにサウスポー構え、笠原がローと前蹴りで先制、中村は左ローをリターンする。笠原はボディ打ちからローのコンビネーション。終盤、笠原が飛びヒザ蹴りを当て、中村が右目の上をカットする。
2R、笠原は右三日月蹴り、ロー、ヒザ蹴りと攻撃を散らす。距離を詰めた中村だが、バッティングが発生。再開後、笠原のヒザ蹴りに対し、中村は左ストレート。中村は強引に距離を詰めて、左カーフを蹴る。
3R、飛び込んでの左フックを放つ中村、左カーフキックを強打する。どんどん圧をかける中村だが、今度は笠原が左ストレートをクリーンヒットさせる。それでも中村は右フック、ヒザ蹴りまで繋ぐ。最後は中村が強烈な左右連打を打ち付け、好印象を残した。
中村がポイントを取り返したと評価したか、ジャッジ2者がドローに付け、延長戦へ。
延長R、笠原の蹴りがローブローとなったが、中村はすぐに再開させて、右アッパー、パンチで攻める。笠原もボディ打ち、ヒザ蹴りで応戦して譲らず。すると、先に左右連打を仕掛けた笠原に対して、相打ち気味に中村が左フック、これでよろけた笠原に対し、中村が再度フックを当ててダウン奪取。
立ち上がった笠原に対し、中村は一気に距離を詰めると、豪快右フック!これが見事に笠原を捉え、中村が左ハイをフォローする形で劇的なKO勝ちを収めた。
中村は「日本の代表として、世界一獲る男としてSBの王者はいらないと言ったこと、悪いとは思っていません。魂込めて格闘家をやっているので。でも全員でSBのエースを皆さんでサポートして僕に立ち向かってくれて心から感謝しています。笠原選手と勝負できたこと感謝します。SBの皆さんの気持ちも背負って、生ぬるい試合をした中国人ボッコボコにして世界一になります」とアピール。
続けて、「ONEのチャトリがごちゃごちゃ言ってるんで、僕が世界を獲ったらONEの主要メンバーを俺が全員壊しに行く」との野望も口にした。
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