【ボクシング】井岡一翔vsレベコ再戦、グローブの色で大揉め
12月31日(木)エディオンアリーナ大阪で開催されるWBA世界フライ級タイトルマッチの調印式&計量が、30日(木)大阪市内で行われた。
今回が2度目の防衛戦となる王者・井岡一翔(井岡ジム)、挑戦者の前WBA世界フライ級王者フアン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)はともにリミットちょうどの50.8kgで計量をクリアー。しかし、計量前の調印式で思わぬ“番外戦”が繰り広げられた。
調印式に続いて行われたグローブチェック(2種類用意されたグローブのうち1種類を選ぶ)にて、レベコ陣営は用意されていた挑戦者用の青いグローブの使用を拒否。井岡と同じ黒いグローブを使いたいと主張した。
これに対し、井岡陣営も「チャンピオンは一翔。黒はあかん」と譲らず、両陣営の言い争いが約40分も続いたのだ。最終的にレベコ陣営が納得し、当初の予定通り青いグローブを使用することになったが、時間が大幅に押したため記者会見の時間はほぼ無くなり、計量となった。
計量後、井岡は「平常心です。問題ない。全てにおいて準備が出来ているので影響はありません」と、揉め事は気にしないとコメント。
4月のタイトルマッチでレベコ陣営が判定内容にクレームをつけたことに関しては、「前回の微妙な判定が今の自分を強くさせた。全ていい方向にいったので準備は出来ています」と、そのことでさらに成長出来たと言い、「2015年を締めくくる試合をしたいです」と意気込んだ。
井岡はプロテニス選手のノバク・ジョコビッチが取り入れている、小麦粉を一切カットしたグルテンフリーという食生活を実践したところ、「全然体調が違う」という。「(23日の)公開練習の時点であんなに動けるなんて自分でもビックリした」と手応えを感じている。
また、前日に行われた八重樫東が世界3階級制覇を達成した試合はテレビで見たと言い、「でも僕は僕なので唯一無二を志してやっています。僕にしか出来ないことがあるはず。僕の試合を見た人に何かメッセージを伝えたい」と語った。
なお、レベコは計量を終えるとすぐに会場を後にし、ノーコメントだった。
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